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2007年11月28日
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カテゴリ:映画館

 11月21日、映画プロデューサーであった、金子正且さんが亡くなった。
 「小早川家の秋」「乱れ雲」など、日本映画史に輝く名作を手がけている。
 金子さんは並木座の経営にも関わっていた。

 「並木座」・・・私にとって忘れる事の出来ない映画館の一つです。
         並木座が一本立ての名画座でやっていた頃から
         二本立てになってからも、通い続けた映画館です。
         最後に見に行ったのは、1985年5月29日から公開された
         「いのちぼうにふろう」と「巌流島の決闘」の二本立てでした。

 「並木座」・・・座席数・84.有名な木が二つ並んだマークは松山崇さんのデザイン。
         この映画館、映画プロデューサー・藤本真澄さんが作った物。
         出資者は当時の映画人(俳優、監督・・・)
         映画人が設立した唯一の映画館だった。

  若い頃、映画編集の習得に東京に住んだ事がある。
  その頃、週に一度はこの映画館に通っていた。
  一本立ての名画座だった並木座で、本当に多くの日本映画を見た。
  東京を離れてからも、何度となく見に行った。
  金子さんもそうですが、この映画館を通じて多くの映画屋さんと知り合う事が出来た。
  人はよく映画館の事を学校と言う。並木座は私にとって学校というよりも
  パラダイスだったように思う。何度かお会いする事が出来た金子さんに
  「映画じゃ食えないよ」と、新藤監督に云われた事と同じ事を言われた。
  私にとって雲の上のお二人に「食えない、食えない」と言われれば
  そんなものかと思っても仕方がなかった。
  それでも映画を見ることだけは止めなかった。
  面白い映画が好きな私が、この並木座へ行く時だけは
  きちんとした服装で、真面目な映画を真面目な気持ちで、映画を見ていたように思う。

  ユーモアたっぷりに映画の黄金時代のことを
  話されていた金子さんの姿が目に浮かんでくる。
  映画を知り尽くしていた活動屋さんが、また一人天国にめされていってしまった。
  ご冥福を心からお祈りいたします。

  「銀座・並木座(日本映画とともに歩んだ45年)」 嵩元 友子・著 鳥影社

  映画ファンには堪らなく面白く、懐かしい本です。
  巻末に全上映作品リストも収録されています。
  

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最終更新日  2007年11月28日 22時19分39秒
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