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カテゴリ:邦画
「幕末太陽傳」 日活・1957年・110分・モノクロ・スタンダード
監督・川島雄三、脚本・川島雄三・今村昌平・田中啓一 出演・フランキー・堺、石原裕次郎・芦川いずみ 1957年度キネマ旬報ベスト・テン第4位のこの作品、とにかく面白い! 落語の「居残り佐平次」「品川心中」「芝浜」などで構成された脚本が凄い! 「首が飛んでも動いてみせまさあ」とすごむフランキー・堺、一世一代の素晴らしさ! 石原裕次郎、小林旭、二谷英明、芦川いずみと、後の日活を支えた人達の新鮮さ! 時代劇にコメディ持ち込み、見事大成功させた監督・川島雄三の見事な腕の冴え! 全てが完璧な奇蹟の映画です。 休みも残り一日。今日はほぼ曇りで気温も32度でストップ。 我が家の猫たちもノンビリ、まったりした時間だけが過ぎていく一日だった。 何か映画を見ようとDVDを探していたら「砂の器」が目に入った。 珍しくリビングの大型モニターで見てみた。 この映画を名作とは思わないが 今、日本映画に関わっている人に真剣に見て欲しいと思っている。 演出、脚本、音楽、撮影、演技・・・・ 全ての分野で、どうすれば面白い映画を作ることが出来るのか? この映画にはそれらのエッセンスが全て入っていると思う。 ワンカット、ワンカットを頭に入れて欲しい。 プロが作ればどんな映画になるか、この作品を通じて知って欲しいと思う。 面白い日本映画を見たい!楽しい日本映画を見たい! そんな私の願いを叶えて欲しいと思っている。 もっと頑張れ!日本映画。本当にそう思っています。 ***映画ブログに参加しています。*** ***良かったら1日1回押してやって下さい。*** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
お久しぶりです。(^^)
今日、この作品に出ておられた南田洋子さんが亡くなられました。彼女の最近のご様子を見ていて、両親に近い年齢だけに胸の詰まるような思いをしていました。お若いころのしゃきっとしたステキなお姿が思い出されます。実は私以前に介護関係の仕事をしていまして、何年か前にヘルパーさん向けの講演会に参加しました。その際講演があってその講師が南田さんでした。ご自身の介護経験やご主人との生活(決して良い話だかりではありませんでしたが)を、ユーモアあふれる優しい語り口でお話してくださって、とても感動しました。最初に演台に上がられた時に南田さんが涙ぐまれて「自分が義理の父を介護していて、介護というものが大変なのはわかっている。今日はそれを日々してくださっているヘルパーさんたちの前に来られて、とてもうれしいです。ありがとう」とお話されたことがとても印象的でした。心からお悔やみを申し上げたいと思います。 (2009年10月21日 16時42分44秒)
いつもご無沙汰ばかりですみません。
今日、テレビで南田洋子さんのお別れ会の様子を見ていました。若い頃に憧れた人がいなくなるのは本当に残念でなりません。昨日は円楽師匠の訃報もあり、寂しさだけが増していきます。師匠の「たがや」が大好きでした。こちらよりもあちらの世界の方が賑やかで楽しそうでなりません。 (2009年11月01日 20時47分19秒) |