日比谷野音追加公演
日比谷野音追加公演を申し込みました。抽選の申し込み開始が今日(7月17日)なのがニクイです。野音での解散宣言から44年が経過しました。当時を振り返ってみます。 解散宣言 ラン「皆さん、今日は本当にどうもありがとう 皆さん、私たち、皆さんに謝らなければならないことがあります」 ミキ「ごめんなさい」 スー「ごめんなさい」 ラン「私たち、今度の9月で解散します」 スー「私たち、デビューの時から3年間はがむしゃらにやろうって決めてました でも、こんなに沢山の皆さんが応援してくれたから 私たちはもう1年間頑張ろうってやってきました」 ミキ「皆さん、本当にこんなに沢山の皆さんが応援してくれているのに、 本当にとても悪い事だと思います でも、ひとりひとり旅立ちたいんです、皆さん私たちの気持ち、わかって下さい」 ラン「ごめんなさい」 スー「ごめんなさい、許して下さい」 ラン「私たち、これから皆さんの目には触れないところで孤独と闘いながら 生きて行きたいんです 普通の女の子に戻りたい」 ミキ「ごめんなさい」 スー「許して下さい」 デビュー:1972年4月 デビューから3年:1975年春に「年下の男の子」が初ヒット その1年後:1976年春に「春一番」がヒット 解散宣言は「暑中お見舞い申し上げます」がヒット中の1977年7月17日 1977年7月18日 緊急記者会見 記者「辞めたいというのは決意していた?」 ラン・スー・ミキ「はい」 記者「どれくらい前から?」 ミキ「それは結成された時から3人で決めてた事なんです」 スー「昨日はとにかく皆さんが一緒になって汗をかいてくれたし、本当にたまらなくなって やはり、一番応援してくれたファンの皆さんに私たちの口から一番初めに 言いたくなってしまって、それで言ってしまいました」 記者「未練が残る事はありませんか?」 ミキ「もう私たちの青春の1ページだと思って、 これまで駆けてきましたから未練は残りません」 記者「ファンの方々の反響は当然予測していたと思うんですが、 それに対してファンに一言言うとしたら何ですか?」 ラン「それが一番つらいんですけども・・・」 解散宣言後の伊藤蘭へのテレビインタビュー ラン「自分たちの気持ちの中で、解散というものが決定的に決まって、 3人で確かめあった時から、ステージの直後ですごくつらかったのね 私たちのステージは最後の言葉は、これからも一生懸命歌いますから 末永く応援して下さいって事を言っていた訳なんですね でもその言葉自体自分の気持ちと噓な分けでしょ 私たちは解散して、ひとりひとりの道を歩む事を決めていますっていうのが 本当の心でしょ 自分たちの気持ちと反対の事を言うっていうのは、どうしても我慢できなかった」 伊藤蘭2021年7月18日インスタグラム 野音のステージに立つのは44年ぶり。 ご存知の方もいると思いますがキャンディーズ時代の77年7月17日、 私達が解散の意思を公にした場所です。 私にとっても当時を知るファンの方達にとっても あまりにも鮮烈な思い出を残す場所なので、このお話を聞いた時は正直迷いました。 今、私が野音でコンサートを行う、その意味って何だろうと…。 現在私を支えてくれるスタッフの中には、 キャンディーズ時代の音楽活動に思い入れを持ってくださる方も多くいて、 今回もそうしたスタッフの方々の提案がきっかけとも言えます。 やはりそんな熱意は今とても有り難く響いてきます。 あまり考え過ぎずに素直に受け止め私にできるのであれば応えてみたいと思いました。 野音の風を感じながら、新曲はもちろんキャンディーズ時代の歌の数々を 楽しんでいただけたらと思います♫ 皆さんと一緒に長い年月を経て再びその場所に戻れたことを、 お互いに喜び合えるステージにできたら嬉しいです。 お待ちしています💕