緯度・経度から山までの距離と方角を求める その2
一般にローテーターの方角は北起点で真北が0度、右回りに最大360度です。それに対し三角関数はx軸正方向が0度(0 [rad])、左回りに最大360度(2π[rad])です。そこで領域を4つに分けて方角を計算します。 ・ターゲットの座標 Mt (xt , yt) 単位:度 ・自局のアンテナがあるHome QTHの座標 H (xh , yh) 単位:度 ・Home QTHからMtまでの距離 Lt 単位:km ・Ltのx軸方向の大きさ Lx 単位:km ・Ltのy軸方向の大きさ Ly 単位:kmとします。領域 I:北東、領域 II:南東、領域 III:南西、領域 IV:北西のそれぞれの方向のMtとx軸のなす角度θを上図の様に定義します。領域 Iにおいて、 Ly = Lt sinθ sinθ = Ly/Lt と計算出来ます。θを求めるためにsinの逆関数arcsinを用いると、 θ = arcsin (Ly/Lt) となります。θはx軸正方向から左回りの角度なので、 y軸正方向から右回りのローテーターの方角は、 方角 = 90 - arcsin (Ly/Lt) と変換出来ます。領域 II、IIIではy軸方向の大きさがマイナス、領域 III、IVではx軸方向の大きさがマイナスになるので絶対値で計算します。それぞれのアンテナ方角を、 領域 II 方角 = 90 + arcsin l Ly/Lt l 領域 III 方角 = 270 - arcsin l Ly/Lt l 領域 IV 方角 = 270 + arcsin l Ly/Lt lと変換して求めます。次回はLx、Ly、Ltの大きさ(距離:km)を緯度・経度から計算します。 ・・・続く