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2005/11/03(木)22:29

蒲生山登頂

撮影関係(16)

 思い立って蒲生山に登る。蒲生山には東側斜面と西側斜面との二つの登山道がある。以前、東側斜面の登山道を登ったことがある。林道が少し走っていて車で高度が稼げるお手軽なコース・・・戸思っていたのだが、いざ登り始めると何時終わるとも知れない斜面がひたすら続く。だいたい団地の階段程度の角度だろうか。こう書くと大したことがなさそうだが、段がある訳でもなく踊り場がある訳でもない斜面が延々続くと結構厳しい。そのときは軽装だったこともあり、途中で断念して写真を撮ったように記憶している。東側だから視界さえ開ければ、目指す鉄橋はよく見えた。  今回は西側斜面から。と、いうのも東側斜面の登山道は、先の新潟地震で落石だらけになってしまい、閉鎖されてしまったのだ。  6時過ぎには空も明るくなってきたのでアタック開始。目指すは頂上。  はじめのうちは快調に歩いていたのだが、そうこうしているうちに息が切れてくる。ああ、運動不足。只見のマッターホルンは伊達ではなく、ロープが渡されている斜面が出てきた。そうはいっても片手に三脚、山側の手で岩をつかんで登る私。鎖やロープを過信するなとの教えが生きている。  2/3ほど登ると「夫婦松」というポイントから二方向に分かれる。左は「急峻な崖」とあり右は「鼻毛通し」とある。とりあえず名前の面白い右へ。  ほんの少しだけ進んで「只見のマッターホルン」の本当の姿を見ることになる。急な崖に鎖が渡されている。崖を横断しなくてはいけないのだが、足場はつま先程度しか確保されていない。・・・両手を空けないと危険すぎる。そこで三脚をなんとかリュックに固定して渡り始める。以降、鎖場とロープの連続。  山頂にはついたものの、結局朝の列車はガスで見えずという体たらく。ここの俯瞰は昼しかだめなのか・・・  帰りは何を勘違いしたのか「急峻な崖」の方からおりる。鼻毛通しのように遠回りしない分、こちらの崖は半端じゃない。とてもじゃないが山を背にして歩くなんて不可能な状態だったので、山にしがみつきながらズルズルと降りる。次に登るときはコースを逆にしよう。あと、装備はそれなりに。  鼻毛通しのコースには途中「風穴」という謎の穴があいている。大きさは人が屈んで入れるくらい。これまた登山道と同じぐらいの急な角度で山中に落ち込んでいる。高度にして700mぐらいのポジションに空いているのだが、地元の人が30m降りて探検したもののそれ以降は不明となっている。いったい、どこへ通じているのやら・・・  肝心の撮影は、結局会津水沼付近の鉄橋で数枚、8号鉄橋を別の俯瞰ポイントから撮ってみたり、路上から撮ってみたりと。

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