Ethic Dog

「やあ、僕ミッ………だよ!」




ということで火曜日、

東京湾に面した「夢の国」へ行ってきました。

ちなみにシーの方。








こういう性格なので

ああいった所に対しては自然とヒガミとかヤッカミの感情を持ち、

「浦安に出現した巨大なアメリカ」
「ネズミなんて害獣なのになんであんなに人気が出るんだ…」
「郷里の町なんか年1回の花火大会を予算の減額で断念したのに、シンデレラ城ときたら…」

等々、陰口がいくらでも浮かんでくるもので、

実際、前日の夜まで某夢の国に行くことなどまったく考えていませんでした。


…が、高校時代の先輩から突然お誘いの電話が来ました。

「行く人が3人決まっている→ジェットコースターを2－2で乗りたいじゃん論理」で。





別に絶対行かないという信念があるわけでもなく

むしろこういう機会でもないと行くことはないだろうから、

てか、ぶっちゃけ行ったら行ったで楽しむんだろうな俺…と思いつつ、

その高い入場料に己の懐具合を顧みて躊躇していたものの、

学生限定「キャンパスデーパスポート」で安くなることを知り

「じゃあ、行きます」と答えたのです。






さて、当日。

平日の、しかも雪までちらつく寒い日だというのに

予想以上に多い入園客。

ううう寒い寒いと凍えながら夢の国を楽しむことに。





入ってすぐのところにある噴水の上に地球が乗ったでかいオブジェを見て
（ちょうど南極の部分に噴水が当たり、水が溢れたように見える）

「これは脳天気にテーマパークで遊ぼうとしている人間を戒める役割も持つ、
地球温暖化に対する警告ですね」

と穿った見方をする文学部的根性は一応あったのですが、
（あと、ハイテンションに振舞うランプの精ジーニーを見て「がんばってるなーキャスト」と呟いたり）




ランチタイムに2000円近くかけたり、

「海底2万マイル」の演出に感動したりして、

最後は某夢の国キャラクターがダンスに参加した盛大なビックバンド演奏を観て

「あれ、また…行きたいな。あれぇ……?」

と思うようになっていました。


…でも、今の状態で日本航空があのショーにずっと提供できるのだろうか。

……っと、これは夢の国の外の世界の話だった…



つまるところ、

やっぱあの夢の国の力はすげえ。

あれには勝てない。楽しいです、はい。









先輩方と別れたあとは

イクスピアリでお店巡り（不慣れ）をして、帽子を買いました。

いや、別に耳とかついてない普通のです…