サンタ・アナ マルベック 赤 (2006)
かつて、ソムリエ世界選手権、日本代表になった”佐藤陽一ソムリエ”推薦のアルゼンチンのマルベック種の赤ワイン。 JWC2007でもunder1000クラスで、バリューワイン獲得。
一年 365日。 毎日、ワインやお酒を たのしんでいるPopoくん。
そんな Popoくんの ワインの感想や 日々のつれづれの日記 です。
スーパーや生協などでも、結構見かける、under1000クラスの赤。 ニューワールド、アルゼンチンのマルベック種の味わいは如何に?
ワインの感想 (impression)
このワインが、渋谷ソムリエの推薦のワイン、かつ JWC2007でもunder1000クラスで、バリューワイン・・・?。微妙な感じ。ボトルには定温輸送とは書かれていない。かなり、過酷な状況下にあったのだろうか。
色合いは濃い紫。かなり濃い。カベルネソーヴィニョンに近い。
香りは、開封直後は硫黄の香りが全体を覆っている。時間の経過とともに変化、本来の?果実味の濃縮感のある果実香へ。デキャンターをすると、硫黄臭は落ち着いたので硫黄臭は、本来意図されたものではなく、高温環境によりもたらせれた、瓶内過熟成の香りかもしれない。
味わいは、酸味はしっかりしている。タンニンは強い方ではなく、がなめらか。全体に果実系のボリューム感は思ったほどは無い。それと比べてアルコール感が不自然に主張する。
余韻はなめらかに続かず、アルコールが暴れる感じ。よってフィネスは高くはない。
ワインの評価 (evaluation)
全体としてみると、コストパフォーマンスは高いと思います。ただし、ひきつける魅力というか面白みは、感じません。もっとも、果たして、この一本だけで評価して良いものか疑問。今回は”暫定評価”とします。
奥さん曰く ”うーん。美味しくないわけじゃないけど、かなり舌を刺激する酸味?アルコール?が気になるね。”
☆(暫定)評価☆良 (80~83) Above average【 2008.3.23現在 】
(奥さん評価 83/100 点) 1-7,2-6,3-6,4-4,5-10 +50 = 83
(ポポの評価 84/100 点) 1-6,2-6,3-5,4-4,5-11 +50 = 83
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☆☆☆ Popo's Wine Cafe Collection ☆☆☆
【ワイン・メモ】 サンタ・アナ社(ボデガス・サンタ・アナ)
サンタ・アナ社の設立は1891年。同社は、古くから高品質なワインづくりに取り組むワイナリーとして、常にアルゼンチンのワイン業界をリードしてきまし た。
メンドーサ州および隣接するサン・ファン州に4ヶ所のワイナリーを保有し、高品質ワイン(ヴィーノ・フィノ)だけを製造している、アルゼンチンを代表 するワイナリーです。