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タマシイルフラン

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Jun 19, 2008
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カテゴリ:【アメリカ】

アイアン ストーン プティ シラー vt2005 【二日目再評価】

皆さんはご存知でしたか?プティ・シラーという葡萄品種。。。ローカルな葡萄品種ですが、これがなかなか興味深い。うん。

Popo daiary.JPG 

にやり。。。この価格帯で外しが少ない作り手見つけた。アイアンストーン、恐るべし!! 同じカルフォルニアのハーン、イタリアのファルネーゼ、インドのスラ、アルゼンチンのインカ・・・etc。お財布にやさしくいいワインたち。迷ったら、この辺りを選べば、それなりに楽しめます!!

今日のワインはアメリカ、カルフォルニアより。プティ・シラー種のワイン。1997年にDNA鑑定が行われ、プティ・シラー種の正体が明らかになりました。フランスのDurifという葡萄と同一のものだそうです。

DSCF0505.jpg

Durif は1870年代に、フランスの科学者Durif博士によって作られた交配種。シラーと Peloursinという葡萄を掛け合わせて作られたそうです。味がいまひとつだったためフランスでは廃れていってしまいました。

それが、19世紀にカリフォルニアに出没。その後、細々と生き残ったのが現在のプティ・シラー。今まで、プティ・シラーがマイナーだったのにはそれなりの理由があり、美味しいワインにするのが難しいという点があるからだそうです。。。

さて、このワインはいかに…!? 

 ワインの感想 (impression) 

これは。。。!! ううむ。世界は広い。こんなワインあるんですね。。。ブラインドで飲んだら、このワインなんと評価するか。自信がないですね。たぶん、価格もセパージュも大きく外しそう(笑)。

DSCF0507.jpg

  • 合成コルク。
  • 色合いは、濃厚な紫。
  • 香りは、プルーン、カシス、ラズベリーが中心。バニラ、胡椒のスパイシーな感じもあり、独特でオリエンタルな感じ
  • 味わいは果実味が濃厚。基本的にはシラー種に近い。完熟ベリーやチョコレートの深みのある味、シルクのようななめらかなフィニッシュ酸味、タンニン、アルコールのバランスがかなり高い。単純そうで、複雑な味わい。特にタンニンが特徴的。うまく表現しづらいが、シラーよりタンニンが主張する。強めの滑らかなタンニンが酸味の中に溶け込んでいる。ボディはミデイアム~軽めのフルボディ。
  • 余韻は長めできれがある。タンニンとアルコール感が続く。
  • このクラスで、フィネスを語るべきかは微妙なものの、バランスが高いため、クラスを超える品を感じさせる。
  • 二日目で基調は変わらない。なかなか元気なワインである。

ワインの評価  (evaluation) 

プティ・シラー種のワイン、探して飲んでみたい気にさせられました。ローカルなワイン品種で隠れた名品では?驚きました。私もほんとマダマダです。

シラー好きの方も、シラー嫌いの方も一度呑んでみて欲しいワイン。評価を聞いたみたいです。

しかし、アイアンストーン 恐るべし。カベルネフラン、ジンファンデル、プティシラー。。。今のところ、はずしがないですね。

ふふふ。次もアイアンストーンの予定です!乞うご期待。。。

DSCF0504.jpg
 

  • 奥さん曰く ” うん。これは美味しいね。果実実があるし、くどくない品のある甘さがいいワインでね。シラーじゃないんだ!世界は広いね。
  • ☆ 評価 ☆ 極 良 (87~89) Extremely good 【6/18/08現在】
  • (奥さん評価 89/100 点) 1-6,2-7,3-7,4-7,5-12 +50 =89
  • (ポポの評価 87/100 点) 1-6,2-7,3-6,4-6,5-12 +50 =87
  • 【評価の読み方】  1.香 2.味わい 3.余韻 4.フィネス 5.CP
 
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Last updated  Jun 19, 2008 07:37:34 AM
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