ムートン・カデ・ルージュ vt 2005 二日目再評価【ワインレビュー】
ムートン・カデ・ルージュ vt 2005 【ワインレビュー】Mouton Cadet Rouge 2005 二日目再評価 今や、ボルドー最大のネゴシアン、バロン・フィリップ・ド・ロートシルトのカジュアル・ラインのワイン。新たに稼動した醸造設備の初めてのヴィンテージが2005。DBRのサガと比較しながら飲んでみました。 Popoくんの ワインの感想や 日々のつれづれの日記です. DBRのサガとは、二日目が大きく違いますね。同じ、ボルドーのカジュアル・ラインでもムートン・カデのほうが格上。世界で最も売れている,単一ブランドのボルドー・ワイン.それがこのムートン・カデです。世界150ヵ国で売られており、日本中どこでも目にするワイン。 好き嫌いはべつとして、私はこのワインを”ボルドースタイルのカジュアルクラスの基準”として考えています。そのぐらい安定した品質で、安心して購入できます。ワインの感想 (impression)なるほど。ムートンは時代の潮目をこう捉えたのですね。ムートン・カデは言葉を変えれば” 売れなければいけない ” 宿命のワイン。ボルドーのカジュアルクラスの今、未来を感じます。(大袈裟?)色合いは深いルビーから紫。香り立ちは、直後はカシス、バラ?ベリー系で家実味が前面に。チリのグランタラパカあたりに近い印象。一度落ち着いてから、じわじわっと、ベリー系とヴァニラなどが出てくる感じがボルドー風。味わいは、酸味、タンニン、アルコールのバランスが良く取られていて、厚みのあるミデイアムボディ。素晴しい…とはいえないものの安心感がある。タンニンは感じるものの酸味主導です。タンニンが細かい感じ。メルローの比率を増やした影響?果実味が以前のムートン・カデより強調されている。二日目でも大筋は変化なし。酸味がキリリと引き締めている感じでだれていない。果実味を強調した、飲みやすいワインに舵をきったようですね。グランタラパカあたりと比べると、良く似た傾向にありながら、最大の違いは甘み。果実味を強調しながらも、酸味で甘みを抑えてある。ぎりぎりで、うまくバランスを保っているなぁという感じ。ワインの評価 (evaluation) このムートン・カデは、ボルドーらしさを備えつつ、同時に飲みやすい。ボルドーで、1500円前後の価格で、安定した味を保ち続けるのは容易ではない。さすがという感じです。奥さん曰く ”うん。おいしい。品も感じるワイン。バランスがいいんだね。ボルドーのこのクラスはちょっと勘弁!というワイン少なくないけど、これは優等生だね。” ☆ 評価 ☆ 良 (80~83) Above average 【 08.05.09現在 】(奥さん評価 83/100 点) 1-7,2-6,3-6,4-6,5-8 +50 = 83(ポポの評価 82/100 点) 1-6,2-6,3-5,4-6,5-9 +50 = 82【評価の読み方】 1.香 (10/10点) 2.味わい (10/10点)3.余韻 (10/10点)4.フィネス (10/10点)5.買得感CP (10/10点) +50点~ ワインを採点する !? ~ 【 ワイン日記の採点基準の見方 】ワインメモ (memo)元々はメドックの1級格付けワインである,シャ トー ムートン・ロートシルトのセカンド・ワインとして1930年に発売され、その後1933年からはネゴシアン・ブランドに切り替わりました。ムートン・ カデは時代の嗜好に合わせて、常にそのスタイルを変化させ続けてきました。品質の改善・向上も積極的に行っており、2,000万ユーロ(約30億円)もの 資金を投入した醸造設備を新設、2005年ヴィンテージ分から稼動しています。そもそもムートン・カデ誕生の背景には、「より多くの人に、優れたボルドー ワインを届けたい」というコンセプトがありました。そのポリシーを実現するため、発売以来80年ムートン・カデはずっと進化?を続けてきたのです。☆★☆ 楽天ワイン 購入ガイド ☆★☆ ムートン・カデ ルージュ [2005] AOCボルドー 750ml(赤ワイン)【オーケストラワインショップ】価格1638円【即出荷可能】ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト[2005](赤ワイン)【タカムラ ワイン ハウス】価格14280円【 Popo's Wine Cafe HOME 】