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2009年12月03日
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市販スポーツモデルFZ750をベースに開発した耐久仕様のTT-F1ファクトリーマシン。
DOHC5バルブ・並列4気筒エンジンをホィールベース短縮のため前傾45度から35度に変更し、
専用設計のアルミデルタボックスフレームに搭載
F・A・I(フレッシュ・エア・インテーク)も採用し、卓越したパワーと軽快な操縦性を発揮する。




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1985年、鈴鹿8時間耐久は開催前から異常な盛り上がりをみせていた。



1983年にフレディー・スペンサーと壮絶なワールドグランプリのチャンピオン争いの末、
引退した通称”キング”ことケニー・ロバーツが鈴鹿8時間耐久にやってくるという。
しかもペアライダーは全日本500ccクラスで2連覇を達成している平忠彦という布陣である。
人気、実力とも申し分ない夢のコンビが夏の鈴鹿で実現した。



しかも彼らの乗るマシンはライトパープルに塗られ、
当時はまだサーキットに存在していなかった3人のハイレグ姿のキャンペンガールに囲まれていた。
これに対して多くのレース関係者が顔をしかめた。
”あの”キング”ケニーがこんな色のマシンに乗るのか・・。”



しかし、鈴鹿を訪れたファンにはこの異色コラボは斬新に映った。



彼らのチームのスポンサーは化粧品会社、資生堂であった。
男性化粧品の新ブランド、"TECH21"のイメージに”スピーディさ”があった。
これが当時、全日本ロードレースの頂点で活躍し、
世界グランプリに向けて羽ばたこうとしていた平忠彦と重なった。
甘いマスクが女性ファンを惹きつけ、身長180センチ、体重70キロ、モデルとしても申し分なかった。




”ヤマハが俺を必要とするなら喜んで出るよ。”
引退して2年以上たったケニー・ロバーツは現役当時の体を作って、真夏の鈴鹿サーキットに現れた。



マシンは当時発売されて間もない水冷FZ750エンジンをベースとしたヤマハワークス製FZR750。
ライトパープルの車体にライト周りはいわゆる”水中メガネ”のカウル、そして黒ゼッケンに白文字の”21”。
優勝候補の筆頭に挙げられた。




初めての鈴鹿、2年のブランク・・
キングケニーはナーバスになるどころか、こう言い放つ。
”全てのセッテングは平に合わせてくれ。”


公式予選、当初の予想を裏切る事もなく、ケニー・ロバーツ&平忠彦の資生堂ヤマハ"TECH21"チームはホンダワークスのエースチーム ワイン・ガードナー&徳野政樹組より1秒近く速いレコードタイムを叩き出し、ポールポジションを獲得。







決勝当日、午前11時30分、カウントダウンとともに1985年鈴鹿8時間耐久のスタートが切られ、一斉にライダーがマシンに駆け寄る。


スタートからわずか数秒、15万6千人もの観客達が騒然となる・・。
ゼッケン21、”キングケニー”の乗る資生堂ヤマハ"TECH21"チームに火が入らない・・。



"TECH21"FZR750がその咆哮を轟かせたのはほぼ最後尾になってからであった。



1ラップ目 35位でグランドスタンド前に戻ってきたケニー・ロバーツ。
何故、この男は”キング”と呼ばれているのか・・。
その答えはここから読み取る事が出来る。

2ラップ目 28位
5ラップ目 12位
8ラップ目 7位
13ラップ目 4位
18ラップ目 3位
20ラップ目 2位

わずか20ラップあまりで50台ものマシンをゴボウ抜きしたケニー・ロバーツ、現役を退いてもなお”キング”の走りを真夏の鈴鹿で披露する。




約1時間後ケニーはピットイン、全日本の若きエース平忠彦にバトンを渡す。

”キングケニー”のペアライダー平忠彦、その走りはすでに世界レベルといっても過言ではなかった。
1時間後40秒あったガードナー&徳野組の差をつめてゆく。
ガードナー仕様のマシンに苦しむ徳野を尻目に2~4秒上回るペースで周回、38周目、ついにトップに躍り出る。

6時間目には同一周回するマシンはなく、2位、ガードナー&徳野組をも遥か後方を走行している。




レースも残り1時間、ケニーからタイラにライダー交代。
夕闇の鈴鹿をゼッケン21資生堂ヤマハ"TECH21"チーム 平忠彦、安定した走りをみせゴールを目指す。

この時、多くの観客が”ケニー&タイラ”の資生堂ヤマハ"TECH21"チーム勝利の姿を思い描いたに違いなかった。
しかし、午後7時すぎ、残り29分、181ラップ目 鈴鹿の魔物が突然、牙を剥く。




”タイラのマシンが帰ってこない。。”
平の乗る”TECH21”FZR750が突然のスローダウン。


走行ラインを右に寄せ、何度もリア周りに視線を落とす平忠彦。
マシンの状態を確認するようにスロー走行で平忠彦がホームストレートに戻ってくる。

コンクリートウォールにマシンを傾け、茫然とリタイアという事実を受け止めている平忠彦。



”ケニー&タイラ”の資生堂ヤマハ"TECH21"の8時間耐久レースはここで終わった。

午後7味30分、最後の最後までレース諦めなかったホンダのワイン・ガードナー&徳野政樹組がトップでチェッカー。




1985年、夏の鈴鹿で見せた”ケニー&タイラ”の走りは現在でも伝説として語り告がれている。




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YOU TUBE ”1985年鈴鹿8耐 TECH21”










                       ☆









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通称”水中メガネ”
ライトまわりの造形は市販車FZ750の面影を残す為、四角いデザインとなった。


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FフォークはΦ41
FディスクΦ320
キャリパーは着脱しやすいようにサポートを介してピン付けのシャフト止め
Fタイヤサイズ 3.25/4 70-17


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クイックチャージャー給油口



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YOU TUBE ”資生堂 TECH21 平忠彦CM”

YOU TUBE ”1985 YAMAHA FZR750 8耐参戦車”


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”DOHC5バルブエンジンと4ストロークレーサー ”ヤマハ発動機株式会社


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FZR750(OW74)画像集


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模型製作記”TECH21 YAMAHA FZR750'85 #21 平忠彦/K.ロバーツ ”Part1 Part2  Part3


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アルミデルタボックスフレーム
ピポット部はアルミ部材から削り出したもの

Rサスはボトムリンク式でマウント部は目の字

スイングアーム
メインパイプの厚みは58mm

Rタイヤ 3.70/7.00-18
ホィール 前後マービック










                  ☆






TECH21
ブラボー画

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オク画伯








                  ☆










ローソン限定 ”キリンFIRE ”コーヒー缶おまけ
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更に「FZR750(OW74)TECH21 1/12スケールモデル」が抽選で3000名に当たりました。
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                  ☆









関連画像

1987 YZF750 (OW89) TECH21 ケビン・マギー&マーチン・ウイマー

1990 YZF750 (OWB7) TECH21 平忠彦&エディー・ローソン








                  ☆











画像足して更新しました。↓
~Motorcycle racers~1985 FZR750(OW74) #21 ケニー・ロバーツ&平忠彦











                  ☆




















年代ごとにグランプリマシンの画像まとめてみました。
Motorcycle races






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Last updated  2011年10月14日 18時44分55秒
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