７日に佐呂間町で起こった竜巻。
被害を受けた知人宅へお見舞いに行って来た。

何だかね、もう見ていられないの。
あれから５日もたっているのに未だ町のあちらこちらに
被害のあとが残っていて…。
ホントに、何だってこんな事に…。

被害を受けた知人宅も、屋根が吹き飛び、
窓ガラスが全部割れ、天井も落ちて、家全体も歪んだ感じ。
まだ建ててから間もないのに…。
わずか数メートル先の家は無傷なのに…。
電気がきていないので、ブルーのシートで覆われた家の中は暗く、
雪が降ってきても小さいストーブしかつけられなくて、寒くて…。
ホントに、何であんないい人達が
こんな目に遭わなくちゃならないんだろう…。
何で？？としか言いようがないよ…。


疲れ切った奥さん、顔を見たとたんお互いに泣いてしまった。
飛んできた窓ガラスの破片で足に何針も縫う大ケガをしたそうだ。
後かたづけをしようにも、足が思うように動かなくて、
とても辛そう…。
いつも陽気なご主人も、口数が少なく疲れた様子。


それにしても、あのマスコミってヤツは、どうにかならないのかしら？
ちょうど行った時に何処かの取材班４名ほど家の中にいて、
ご主人にインタビューしていたのだけど、
連日のように朝から夜まで取材の依頼が立て続けに来ているそう。
片付けないとならないのに…取材、ジャマだよ。
実際今日も、取材の間は片付け中止。
おまけに、けっこう無神経な質問してるんだよね。
家がこんな状況になってる人に、
「今後竜巻に備えて、どんな準備をする予定ですか？」なんてさぁ、
聞くなよ！！ちゅーか、そんなん知るか！！
もうね、見てるだけでムカムカしてきたよ。
ホントに「何よりもマスコミに疲れるんだよね。」って
言ってたけど、あれじゃ、ムリもないよ。

いやさぁ、ああいう取材があるからこそ、
今回の災害だってどんな状況かが、離れていても分かった訳だし…
でもねぇ、被害者へああいうの、やめて欲しい；
気丈な奥さんの涙を見て、つくづくマスコミが憎らしくなってしまった。


災害のお見舞いだけど…。
どうしようか…やっぱり現金が良いのかな…なんて迷った結果、
下着や服・靴下・ティッシュペーパー・ウェットティッシュ
タオル・ビニール袋等、ダブったとしても、
大丈夫な生活必需品を買っていった。
…結果オーライ…の手応え。

被災者って、生活必需品、買いに行きたくても
ヒマが無くて行けないようだし、特に今回の佐呂間町、
田舎町なのでお店らしいお店がないし。
…お金があっても、買う事ができない状況…なんだよね…。
家を直したり…となると、現金がありがたいだろうけど、
さしあたってなら、生活必需品、良いかも…。

食べ物もどうかな？って思ったのだけど、
お見舞いに行く人、みんな思いつく事は同じらしく、
訪れる人達みんな簡単に食べられる
パンやお菓子、果物等を持ってくるらしくて、スゴイ量；
う～ん、あれじゃ食べきれないよなぁ～；
痛むだろうし…；

あと、状況にもよるだろうけど、持っていけば良かったなって
思ったのが、飲み水・使い捨てカイロ・紙コップ
乾電池・懐中電灯等。
こういうのって、気づきそうで、気づかないんだよなぁ～。

とにもかくにも、ホントにスゴイ被害です。
今まで身近で災害を経験した事がないので、
ニュース等を見てもピンとこない部分があったのだけど、
ホントにね、災害って、怖いよ…；