酒の本酒が百薬の長なのは適量の場合。深酒したとたん悪魔の水と化す。旨い洒ほど適量に。--▼ 「もっともらしい健康常識 むかしの常識、いま非常識」の著者、川村賢司医学博士は、「『酒一杯は、人、酒を飲み、清二杯は、酒、酒を飲み、酒三杯は酒、人を飲む』というように、酒はその量によって、妙薬から悪魔の水へと変化する代物である」とまず釘を刺す。その上で、「人が飲めるエタノール(正式名エチルアルコール)の薬理効果は実に多い。 血圧を下げる効果、トランキライザー作用、催眠作用、胃液の分泌を助けるアペタイザー、快楽にする抗うつ作用、精力増強の催樫作用…。たった一杯で、こんなにも多彩な効果を人間様の生活にもたらしてくれる液体飲料は、どうやら他には見当たらないようだ」と話した。 | HOME | |