【photo 米沢市HPより】
郵便局会社東北支社は、NHK大河ドラマ「天地人」の放送に合わせ,主人公の直江兼続にちなんだオリジナルフレーム切手を作り,1月20日から,東北各県の郵便局計1932局で発売している。
フレーム切手は,80円切手10枚組。兼続の肖像画や、兼続が着用した「愛」の前立てを掲げた兜(かぶと),兼続と妻・お船の亡きがらが眠る墓のほか、上杉謙信と主君の上杉景勝、盟友だった前田慶次が使った兜などの写真をデザインした。
フレーム切手は東北地方の簡易郵便局を除く郵便局窓口で購入でき,1シート1200円。販売期間は来年1月19日まで。問い合わせは同支社営業本部郵便担当022(267)7693。
◇山形県米沢市山形県米沢市。関ヶ原の戦い後、米沢に入った上杉家が現在の街の礎を築きました。城跡近くの上杉博物館には、上杉家に伝わる様々な家宝が保管されています。
○直江兼続の鉄砲鍛造遺跡 鉄砲師を招き火縄銃を製造
慶長6年(1601),上杉景勝は会津120万石から米沢30万石と領地が削られたが,家老の直江兼続が中心となって米沢の城下町整備に努めた。一方,徳川との交渉も兼続によって友好的に進めらながら,その陰では戦いの準備もおこたりなく,当時最も優れた武器である鉄砲の領内製造に着手しました。
慶長9年,兼続は江州国友村(ごうしゅうくにともむら=滋賀県長浜市)から鉄砲師の吉川惣兵衛,泉州堺(大阪府堺市)から泉谷松右衛門を呼び寄せ,秘境の白布高湯を鍛冶工場とし火縄銃を製造させた。その数は1000挺,筒の種類は10匁筒(玉の重さが10匁、1匁は3.75グラム)・15匁筒・20匁筒・30匁筒と伝わる。
鉄砲職人は、その後は米沢城下に屋敷を与えられ,藩から知行・扶持を受け,鉄砲の製造・修理を続けた。
▼天地人 NHK山形放送局公式サイト
http://www3.nhk.or.jp/taiga/index.html
★真田印籠 ストラップ★