(12時30分の桜島-与次郎浜から)
昨日,鹿児島県の桜島で今年475回目の爆発的噴火を記録,鹿児島地方気象台が年間爆発回数の観測を始めた1956年以降,最多を更新した。これまでの最多回数は85年の474回。
爆発音,体で感じる空気の振動,噴石の火口外への飛散などのいずれかを観測し,爆発による地震を伴う噴火を爆発的噴火と規定。昭和火口(標高約800メートル)が472回、南岳山頂火口(同約千メートル)は3回だった。
なお,11月末までの総降灰量は約240万トンで,85年の総降灰量2361・1万トンに比べると10分の1程度である。
鹿児島気象台は「山頂火口より小さい昭和火口が小規模な爆発を繰り返しているだけで、マグマの量は少ない。溶岩を流出する大規模な爆発の前兆となる地殻変動は見られない」としている。
(KTSテレビのニュースから)
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