[photo-鹿児島市南部-坂之上から]
桜島は姶良(あいら)カルデラ(南北17km、東西23km)の南縁部に生じた安山岩~ デイサイト(SiO2 57~ 67% )の成層火山で、北岳、中岳、南岳の3 峰と権現山、鍋山、引ノ平などの側火山からなり、人口が密集する鹿児島市の市街地に近接している。
1914 年(大正3 年)の大噴火で山腹から流出した溶岩により大隅半島と陸続きになった。現在は東西 12.2km、南北9.5km、周囲52km の不規則な楕円形である。南岳山頂火口は1955 年(昭和30 年)10 月の爆発以来今日まで長期間にわたって活発な噴火活動を続けており、噴出物(火山ガス・火山灰・火山礫・噴石など)や爆発時の空振、また、二次災害としての土石流などにより各方面に被害を及ぼしている。南岳山頂火口から2km 以内は立ち入り禁止となっている。
◆桜島-30日の噴火情報
・8月30日午前7時29分 火口上200mで雲に入る 今年736回目
・8月30日午前3時45分 第1報 爆発 今年735回目
・8月30日午前3時15分 第2報 爆発 今年734回目
・8月30日午前3時15分 第1報 爆発 今年734回目
[phote 国土交通省-垂水カメラ]
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