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海ウミガメ上陸7824頭 鹿児島県内33市町村で確認
全国一のウミガメ上陸数の鹿児島県内で今年、上陸が確認されたウミガメは延べ7824頭で、過去最多だった2008年に次いで2番目に多かったことが、県自然保護課のまとめで分かった。前年の5243頭から大幅に増えた。
県は全国初のウミガメ保護条例を制定した1988年から毎年4-9月、市町村に産卵のために上陸するウミガメの調査を依頼している。今年は砂浜がある38市町村のうち、大半の33市町村で上陸が確認された。
最多は屋久島の屋久島町3734頭(前年2595頭)で全体の約半数を占めた。次いで種子島の中種子町1032頭(同385頭)で初めて千頭を突破。種子島と屋久島の1市3町で県全体の72%に達した。
吹上浜も上陸が多く、南さつま市408頭(同198頭)、日置市232頭(同97頭)で、それぞれ前年の2倍以上となった。都市部も鹿児島市で10頭(同5頭)が確認された。
上陸数は04年の7362頭と08年の9443頭を除けば、1988年から2009年まで、2600-5800頭で推移していた。
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