熊本市がインターネットのオークションに出品していた老朽化して使わなくなった路面電車の入札が5日、締め切られ、2両編成の車両が130万円近くの価格で落札されました。
オークションで落札されたのは昭和32年に製造された2両編成の車両で、福岡市内で路面電車として使われたあと、昭和53年に熊本市が購入し、市車としておよそ30年間、市民に親しまれてきたものです。
落札価格は128万8000円で、市が見込んでいた入札の最低価格の20万円を100万円以上も上回る結果となりました。市電を落札した鹿児島県の会社経営者は既に古い蒸気機関車を1台所有しているということです。
熊本市交通局ではオークションの売り上げについて「市電の活性化や車両の修理に使っていきたい」と話しています。
・出品される路面電車の車両
▼ 出品される路面電車(2両編成)は1957年の製造で,70年代後半に西日本鉄道(福岡市)から購入し,2009年まで熊本市内で運行された。最低落札価格は20万円を設定している。このほか,電停の名前が書かれた表示板や路線図なども同500円~5000円で出品した。
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