市街地から約4キロメートルにある「桜島」。 約6000人が生活する火山と人とが共生する島です。一周約36km,車で約1時間でまわることができます。
◇句碑・文学碑めぐり
多くの俳人や作家を魅了してやまない桜島。
米谷 静二 噴煙の俄に高く菊咲けり
牧 暁村 志ろ山とさくら島かけあなさやけ正月虹のたちわたりたり
城谷 文城 春潮のまぶしき小手を噴煙に
高濱 虚子 溶岩に秋風の吹きわたりけり
梅崎 春生 赤と青との濃淡に染められた山肌は、天上の美しさであった。
小説「桜島」文学碑
高濱 年尾 熔岩色(らばいろ)を重ねて古りて冬ざれて
金子 兜太 黒い桜島折れた銃床海を走り
横山 房子 マグマ湯の赫く溢れて梅雨の月
角川 照子 火の島の左右に紫春の暁・
角川 春樹 地に垂りていよいよあをきさくらかな
藤後 左右 夏山と熔岩(らば)の色と1まわか牟けり一
水原秋桜子 桜島とどろき噴けり旧端午
幸田 文 代表作「崩れ」の一節
▽桜島ガイド-バックナンバー
・桜島ガイド4 桜島ドライブ-「市営の観光バス」
・桜島ガイド2 桜島の椿油
・桜島ガイド - フェリー1
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