<LCCピーチ、福岡‐成田線就航 3月29日から>
格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府)は,福岡−成田線に3月29日の夏ダイヤから,1日2往復を運航する。片道料金は4790〜2万3590円。ちなみに福岡-羽田間の片道料金は,全日空(ANA)では,1万2390 ~4万2890円である。
なお,ピーチ・アビエーションは首都圏では成田を拠点に路線を強化し,新千歳−成田線を1日1往復就航し,国内線12路線,国際線7路線に増える。
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簡易ホテル「ファーストキャビン博多」
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航空機のファーストクラスをイメージした部屋
航空機の上級キャビン(客室)をイメージした簡易ホテル「ファーストキャビン博多」は,福岡市博多区中洲の「商業ビル ゲイツ」の8階にある。運営するファーストキャビン(東京)が、カプセルホテルとビジネスホテルの中間価格帯の宿泊施設として開発した施設。従業員の制服は客室乗務員の制服に似ており,リッチ気分で宿泊できる。
館内は延べ床面積1200平方メートル。フロン トや大浴場,120室のキャビンを白黒と紫色で統一し高級感を出している。「ファーストクラス」は23室(うち女性用5室)で,4.4平方メートルにセミ ダブルベッドやサイドテーブル,32型テレビを完備。97室(同31室)ある「ビジネスクラス」は2.5平方メートルのカプセルホテル風だが,天井高が 170センチほどで窮屈さがないという。
料金(税込み)はファーストが5600円、ビジネスが4600円。旅館業法の「簡易宿所」に当たり各キャビンは施錠ができないため,フロアを男女別に区切って使う。
博多店が入る「商業ビル ゲイツ」は,市営地下鉄の中洲川端駅と直結で出張者,カプセルホテルが珍しい外国人を含む観光客,中洲で飲んで終電を逃した人などの利用を想定。福岡空港利用者の前泊も見込む。
2009年から大阪,京都や東京のビルでなどに出店。羽田空港ターミナルビルでは早朝便に備え前泊する人も多く、稼働率は全体で9割超という。