◆ お茶王国 静岡
総務省統計局の家計調査によると,2013~2015年の緑茶の消費量トップは静岡市である。浜松市も3位に入っていることから,まさに『お茶王国・静岡県』を立証している。
お茶には日本人の心を惹きつけてやまない不思議な魅力があることは疑いようもない。
すっかり日本人の食生活におなじみとなったお茶飲料。株式会社ジャストシステム「Fast ask」を利用したインターネットによるアンケート調査(期間2015年9月12日~9月17日)によると,静岡県民544人に日ごろよく飲んでいるペットボトルお茶飲料を聞いたところ,「お~いお茶」(伊藤園)が他のメジャーなブランドを引き離す32.5%で首位だった。男性だけなら40.2%で,2位の3倍以上の支持を集めた。
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● 鮮度アップさらに美味しく
出典:http://www.sankei.com/life/news/160914/lif1609140002-n1.html
伊藤園は、平成元年に「お~いお茶」ブランドを世に送り出してから、常に入れたての風味を追求して進化を続け、鮮度にこだわり、爽やかな香りとまろやかなコクを高めた品質を実現しているという。今年さらに進化したポイントは、鮮度を支える3つの数字「1/2」「10分以内」「0.0003%」だ。
まずは加工時間を従来の1/2に短縮することで鮮度を保ち、余計な雑味を抑え、おいしいところだけを抽出しているという点。それを可能にしたのは「お~いお茶」専用茶葉だ。構想25年、土地の選定と土づくりからスタートし「やっとできた理想のお茶の葉」(農業技術部の荒井昌彦部長)で、その茶葉の存在により、加工時にかかる熱量が極力低減される。
次に注目したいのが「新・煎りたて抽出」だ。お茶本来の香りを引き出すために、茶葉を煎ってから10分以内に抽出をする。さらに、煎茶道にならった上からお湯を注ぐ「下投抽出法」により、お湯で茶葉の新鮮な香りを空気中に逃さず、お茶に閉じ込められる。
そして、出来上がったお茶の鮮度をそのまま消費者に届ける「超フレッシュ無酸素充填」。お茶の美味しさが劣化する原因になる大敵・酸素を取り除き、抽出液中の酸素量を 0.0003%以下に抑える。ペットボトルのフタを開けた瞬間に、お茶本来の爽やかな香りと入れたてのようなまろやかなコクを堪能できるのは、この技術のお陰である。
出典:http://www.sankei.com/life/news/160914/lif1609140002-n1.html