長崎県－平戸市のオランダ商館 入館大幅減

オランダ商館 入館大幅減　 　　　　入館者が大幅に減った平戸市の平戸オランダ商館　平戸市の観光拠点の一つ、平戸オランダ商館（平戸市大久保町）の入館者が大幅に減少している。市は「このままでは運営に支障をきたす」として、赤字補填（ほてん）のため４５０万円の委託料を追加交付する。 　同商館は国史跡「平戸和蘭商館跡」に建設された歴史展示・交流施設。平戸がオランダとの交易で栄えた１７世紀当時の東インド会社の倉庫を再現し、当時の交易にちなむ史料を展示する。入場者は、開館当初の２０１１年度は開館の９月以降だけで６万８千人を超えたが、徐々に減少し１５年度は４万５千人台になった。 　さらに、１６年度は熊本地震の影響でバスツアー客のキャンセルが相次ぎ、２月末現在で３万４４６人と前年同期比で２５％以上減った。市は本年度当初６００万円の委託料を計上したが、入館料と物品販売収入が当初見込みを５００万円以上下回る見通しである。 　市文化交流課は「入館者はこれまで団体客がほとんどを占めており、熊本地震が直接影響する形となった。市も観光キャンペーンで集客増を図ったが、十分な効果が上がらなかった。個人客増へ展示内容の見直しを含めて対応策を考えたい」とする。 おつまみからおやつまで/長崎平戸でとれた飛魚をまるごとつかっておいしく仕上げました♪【まるごとうまかあご】平戸観光協会直営売店 【長崎製法カステーラ・緑茶詰合せ (KT-25)】2017年 贈りもの・お返しものギフト【楽ギフ_包装】