仙台市内と空港間のタクシー5000円に 2月から定額運行開始
宮城県タクシー協会仙台地区総支部(仙台市)は,仙台空港(名取市、岩沼市)と仙台市中心部を5000円で結ぶ初の定額運行サービスを2月1日から始める。訪日外国人旅行者(インバウンド)を含む観光客らに運賃面で安心して乗車してもらい、アクセス向上を図る。
仙台市内のタクシー会社37社が参加する。中心部の対象エリアは、おおむね南北が若林区新寺-青葉区上杉、東西が宮城野区榴岡-青葉区の市地下鉄東西線国際センター駅周辺。市内のタクシーの8割約1900台で利用できる。
運賃は4人乗りで一般道の場合は5000円、仙台東部道路など高速道路利用は7000円(高速道路料金は利用者負担)。9人乗りは一般道8000円、高速道1万1000円(同)。いずれも消費税込み。5000円の定額の場合は最短コースで通常より700円前後安くなる見込み。
仙台地区総支部は仙台市全域を中心部を含む41エリアに分け,今春,残り40エリアでも定額運賃を設定する予定。総支部加盟52社の大半が参加する見通し。
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