ジューシーで甘みが強い鹿児島県産黒豚の味噌漬け込み。黒豚の美味しさがより一層際立つ逸品です。味噌を落とさずにフライパンで焼いて,格別の味をお楽しみください。
表向き肉食が禁じられていた江戸時代でも,薩摩(鹿児島)では普通に豚肉が食べられていました。それに目を付けたのが,豚肉が大好物だった最後の将軍,徳川慶喜です。「豚一殿(ぶたいちどの)」というあだ名がついたほどだということです。
▼
京都の屋敷にいた薩摩藩家老の小松帯刀(たてわき)は「一橋公(慶喜)から豚肉を度々所望されて困っている」といった文面の書簡を,国元の大久保利通送った,というエピソードが,徳川慶喜の豚肉好きぶりが,うかがわれます。
鹿児島黒豚-全国1位の飼養頭数
豚の飼養頭数は,132万7千頭(2017年・畜産統計-農水省)・シェア14.2%と全国1位です。なかでも肉質の優れた黒豚(バークシャー )は,高い評価を得ています。
▼かごしま黒豚の由来
鹿児島の養豚の歴史は,今から約400年前の江戸時代に島津家18代当主・家久により鹿児島の地に移入されたことが始まりと言われています。その後鹿児島の風土と密着して長年にわたり県内で広く飼育されてきました。
鹿児島の豚のおいしさが全国的に知られるようになったのは,幕末から明治にかけて。黒船来航で揺れる徳川幕府に外交問題の重鎮・水戸藩主斉昭公をして「いかにも珍味,滋味あり,コクあり,なによりも精がつく」といわしめました。また,西郷隆盛も豚肉をこよなく愛したと言われています。
現在では発育や肉質の優れた系統豚「サツマ」「ニューサツマ」「サツマ2001」が作出されています。
▼かごしま黒豚の特徴
かごしま黒豚は体毛が黒色で,四肢・鼻梁・尾端の6箇所に白斑があり,六白(ろっぱく)とも呼ばれています。脂肪融点(脂肪の解ける温度)が他の豚肉より高く,肉質は筋繊維が細い等の特徴があり,「歯切れがよい,柔らかい,うまみがある。」と高い評価を得て,鹿児島の誇るおいしい豚肉として全国に知られています。
---
★ ◆ 楽天市場 <鹿児島県産黒豚 (全3,585件リストアップ) ◆ ★