宮崎・串間 「都井岬火まつり」
photo:NHKテレビニュース画面より
大蛇に見立てた高さ30メートルの柱のてっぺんをめがけて,たいまつを投げる勇壮な「火まつり」が,23日夜,宮崎県串間市の都井岬で行われ,大勢の見物客が集まり,勇壮な祭りの様子に歓声を上げていました。
この祭りは,都井岬の村の人を苦しめた大蛇を,僧侶がたいまつを投げて退治したという言い伝えを再現したものです。
岬の広場には,勢子と呼ばれるはっぴ姿の男たち30人が集まり,大蛇に見立てた高さ30メートルの杉の柱をめがけて,次々にたいまつを投げました。
柱のてっぺんには,大蛇の口として「かご」が取り付けられています。
この夜は,開始からおよそ24分後に,ようやくたいまつが「かご」に入り,大蛇の血を表現した花火が上がりました。