【前面展望】鹿児島市電 1系統・2系統 【DVD】【RCP】
鹿児島市電は,
1系統(鹿児島駅前-谷山間9.4キロ)と
2系統(鹿児島駅前-郡元5.8キロ)を運行し,年間約1000万人が利用しています。
1912(大正元)年12月、全国28番目の路面電車として,武之橋-谷山間6.4キロで運行を開始しました。その後,鹿児島駅や武駅(今の鹿児島中央駅)、伊敷へと線路を延ばしました。マイカーの普及で85(昭和60)年に伊敷線と上町線は廃止となりました。
超低床電車の導入やセンターポール化、軌道敷緑化に取り組み、注目を集めています。
>>>センターポール(緑化軌道化)
鹿児島市電は,路面電車の軌道真ん中に架線柱を建てるセンターポール化で,クモの巣の様な架線になることなく,スッキリとさせています。中洲通電停交差点から鹿児島駅間と高見馬場交差点から新屋敷交差点間が,緑化軌道化されており総延長は3,870mです。
◆◇鹿児島市電の「観光電車」
ボランティアガイドが語る街の歴史と,車窓を流れる風景を楽める鹿児島市電の「観光電車」が土曜・休日に1日4便運行しています。
観光電車は低床のユートラム2を使用。中央駅前から鹿児島駅前,交通局前,郡元を経て約70分かけ中央駅前に戻ります。大人320円,1日乗車券も使えます。発着は中央駅前で,鹿児島駅前折り返し後は各電停で降車可能です。
▼運行ルート
「鹿児島中央駅前」(発)~「天文館通」~「鹿児島駅前」(約10分間の休憩)~「天文館通」~「高見馬場」~「交通局前」~「郡元」~「鹿児島中央駅前」(着)
▼運行日
土曜日、日曜日及び祝日に運行します。
▼発車時間
10:20、11:30、13:40及び14:50(1日4便。いずれも「鹿児島中央駅前」発)
▼運賃
大人320円,小児160円(車内で販売する「1日乗車券」(600円)も使用できます。)
▼所要運行時間
1運行当たり約70分