平成の歌姫,浜崎あゆみ(40)が,音楽プロデューサーで育ての親であるエイベックスの松浦勝人会長(54)と交際していた過去を告白した小説『
M愛すべき人がいて』(幻冬舎刊)。大ヒットとなり,テレビ朝日による来春のドラマ化も決定したとも。
M愛すべき人がいて [ 小松成美 ]
浜崎あゆみの自伝的小説『M 愛すべき人がいて』
浜崎あゆみの自伝的小説『M愛すべき人がいて』(幻冬舎)は、増刷され爆発的な売れ行きということです。浜崎あゆみは,デビュー前からエイベックス代表取締役会長CEOを務める松浦勝人氏に恋い焦がれ,当時のヒット曲はいずれも松浦氏への恋心を綴ったものだったことが同書で明かされています。
▼恋した相手は(p94)
こんなにちっぽけな私をこの世界から探し出し、歌という目標を掲げて、ともに闘ってくれて、ありがとう。
感謝だけを捧げるその人への愛情が、私の存在する理由だった。でも、恋をした十五歳年上のその人は、エイペックスの創業者で、専務で、私のプロデューサー。
叶うはずのない絶望の恋。
けれど、今、私はその人の傍らで歌うことができる。
私には、それだけで十分だった。
小説のラストで浜崎あゆみは、次のように問いかけています。
<二人で作り上げた“浜崎あゆみ”は、マサにも、あゆにも、手に負えないモンスターになってしまったね。でも、このモンスターから、あゆは逃れられないのでしょう。決して逃げてはいけないのでしょ、ねえ、マサ……>