立春 春の訪れ
4日は二十四節気のひとつ「立春」,暦の上では春の始まりです。4日の最高気温は鹿児島市で15.7度,阿久根市で12.0度と,県内ほとんどの観測地点で平年を上回りました。今週末にかけて気温はやや下がるものの,2月は平年より高めの気温が予想されています。こんな陽気に誘われてか,鹿児島県内各地で春の気配が漂っています。
photo:MBSテレビニュース画面より
いちき串木野市の冠嶽地区では梅の花が見ごろを迎えていて,メジロが蜜を求めて飛び交っていました。また,梅の木の下ではフキノトウが芽吹き,近くではツクシも頭を出していました。そして,冠嶽園の池にはオタマジャクシの姿も。
photo:MBSテレビニュース画面より
冠岳は,いちき串木野市の北東部にそびえる高さ516mの山。古代山岳仏教発祥の地として知られ,仏教に大きな影響を与えた真言宗の鎮国寺頂峯院や,仙人岩などがあります。整備されたハイキングコースもあり,秋は赤や黄色に色づいた山肌を眺めながらの散策が楽しめます。山頂からは薩摩半島が一望できます。