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2023/12/15(金)16:15

奇跡のシェフ”神尾哲男さん-ステージ4のがん14年生き抜く-

健康生活(392)

ステージ4のがん闘病14年生き抜いく ​-- ​奇跡のシェフ”神尾哲男さん--  発売2カ月で15万部のベストセラーとなった「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」(幻冬舎)の著者で,フレンチシェフの神尾哲男(かみお・てつお)氏。入院先の前橋市内の病院で2017年5月、逝去。64歳。北海道出身。末期がんと診断されながら,独自の食事療法を続け14年にわたりがんを抑え込んだことから“奇跡のシェフ”と呼ばれた。  著書『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』によると,51歳の時にステージⅣの前立腺がんと診断され,医師からは「生きているのが信じられない」と言われたという。その後,手術,抗がん剤投与などの治療をしたが,好転しなかったことから「俺は料理人。食事でどうにかしよう」と決意。前橋市で飲食店「レストラン&ライブ ポコ」を開業しながら食事を徹底的に見直し,地元産の旬の食材を摂る「地産地消」,生命力が強いと言われる、在来種の野菜を摂取するなどを実践した。  ​​地元近くで採れた旬の食材を摂取​​ 人間は、生きている場所のものを食べるのがいちばん体に良い、と言われます。いわゆる「地産地消」 ですが、私が最も好きな考え方です。 健康になるには、自分の近くで採れた旬のものを食べなさいという「身土不二」の考え方にも通じます。これは 「身体 (身) と環境(土) は、バラバラではない (不二)=体と環境は密接な関係にあるものなのだ」という意味。とにかく、環境と体がマッチするものを摂っていれば、人は自然に反することなく、すこやかに生きていけるはずだという観点は、本当にそのとおりだと私は思うのです。 植物は、たとえ嵐が来たとしでも、根があるから逃げられません。揺れながらじっと耐えてその場所で懸命に生長しています。それに比べて、植物と同じく自然の一部であるはずの人間には、足もある、お金もある。遠いところのものも食べられるし、高い食べ物もお金で買える。輸入もできる。飛行機に乗ってグルメの旅にも行ける ー。季節に関係なく、今や世界中の食べ物をいつでも好きな時に食べることができますが、このように環境を無視した食生活では、体にどこか無理をさせていることにはならないでしょうか。 日本人なら日本の土地で、できれば住んでいる近くの土地で採れたものが最適の滋養物です。 だから、たとえば1年中トマトを食べようとするのはよくないのです。冬はトマトを我慢して、別の冬素材(野菜の例なら、白菜や春菊、カリフラワーなど) のメニューを楽しむこと。 旬真っ盛りの野菜や魚……地場の産物のパワーは、自然治癒力も高めます。​   出典: 『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』 ​​42ページ​​​ がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事 [ 神尾哲男 ] 価格:1188円(税込,送料無料) (2017/5/18時点)   がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事 [ 神尾哲男 ] がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事【電子書籍】[ 神尾哲男 ] 価格:968円 (2023/12/15時点) 楽天で購入

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