本読み日記

2018/07/19(木)16:45

ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2

ミステリー(267)

​  ​​ 東川 篤哉さんのミステリーで、平塚を舞台にした​​ ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2   ​女探偵とその助手の活躍(?)を描いたシリーズ第二弾!​​​​「亀とライオン」・・・残暑きびしい9月のある日、​​​​​<平塚のライオン>​​こと生野エルザとその助手・​川島美伽​​​​は、一級河川の相模川で、硬い甲羅の爬虫類と戯れていた。数日前に依頼を受けた、​カミツキガメのミツキちゃん探し​のためだが、一週間たってもミツキちゃんは見つからず・・・しかし、​依頼人本人から有力な情報が!急いでその場へと向かうエルザと美伽だが・・・​​​​​​​「轢き逃げは珈琲の香り」・・・10月某日、競輪場で知り合った老婦人と意気投合したエルザと美伽は、時代遅れのスナックで飲食をともにし、その後、それぞれ帰路に着いたのだが、そのとき、​悲鳴と車のブレーキ音のようなものが聞こえ・・・​​​​​​​​「首吊り死体と南京錠の謎」・・・11月初旬、営業時間終了間際の生野エルザ探偵事務所にやって来たのは、地味で野暮ったい感じの女性だった。彼女は、開けて欲しい南京錠があるからと言って、​エルザと美伽を湘南平のテレビ塔へと案内するが・・・​​​​​​​​「消えたフィアットを探して」・・・購入したばかりの愛車で、鬱憤晴らしのドライブをしていた飯田孝平は、​​砂浜でフィアットと事故を起こした、はずだった。​​しかし、エアバッグの衝撃から目覚めたとき、​​​フィアットも、その運転手の姿も無く、それどころか、事故のニュースも無いというふしぎな状況に・・・彼は高校の先輩である美伽と、その勤め先の探偵に相談することに・・・​​​​​​​ ちーちばかし、「これって無理やりじゃねぇか?」と思うようなトリックもあるけど、気にせずさらっと読みましょう。でないと東川ワールドは楽しめません。​​エルザちゃんと美伽ちゃんの謎解きに到達するまでの掛け合いを楽しみ、平塚の町を堪能するのです!​​​第一弾はこれ2013年09月29日 に書いています。​

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