寂しい現実
昨日は当館町内の若者たちで組織される向町奏楽部の新年会がありました。 向町奏楽部とは古川祭りの際に 向町連合区の屋台である「神楽台」の上で笛や太鼓を演奏したり 獅子舞を舞わしたりする18歳から45歳までの男子で構成されています。 町内には9つの屋台があり 規律は町内ごとに色々なのですが ここ向町では この奏楽部に属していないと 屋台に乗ることも お越し太鼓の太鼓打ちになることもできません。 ゆえに 地元の若者たちは必ずと言っていいほど奏楽部に入り 現在は約60人の部員がいます。 そして その新年会ともなれば 全員とはいかなくとも例年40人ほどの若者が集まり 飲めや歌えの大宴会となるのです。。。が今年の参加者は22人。 予約のスタッフも接客のスタッフも口々に「なんでこんなに少ないの?」と首をかしげていました。 今回の奏楽部に限らず 最近は若い世代のこうした宴会の参加が少なくなっているのだそうです。その理由に 飲まされる、説教をされる、気を使わなければならない楽しくない、、、などがあるそうですが 時代も変わったなぁとつくづく感じました。 私自身 世代を超えてのお付き合いで色んなことを学んだり成長するきっかけを作ってくれたりという経験があることを実感しています。 楽な方 楽な方ばかり向いていてはこれまで先人が積み上げてきたものがどんどんなくなり飛騨が飛騨らしくなくなってしまう 飛騨びとが飛騨びとではなくなってしまうそんな気がしてならないのは私だけでしょうか。