飛騨の宿 若女将のゆったり日記

2012/02/06(月)20:52

厳しい自然の中で生まれる「寒」の美と味

過酷な冬も 時には繊細な味や美を作り出します。 飛騨の酒造りも今が最盛期。 酒造りはまずは麹(こうじ)を造り、次に酒母(もと)を造り  最後に醪(もろみ)を作るそうですが この工程すべてにおいて 一定の低温状態が必須。 極寒でこそ おいしい寒造りの酒が出来上がります。 そして山中和紙もしかり  和紙の原料である楮(こうぞ)を雪にさらすことで より美しく 白い和紙が出来上がります。 寒造りのお酒と 寒晒しの和紙、 厳しい飛騨の自然があればこその産物かもしれません さてさて 渡辺酒造では冬の限定酒「直汲み 吟醸原酒」が 出ました。 年に数回のみの希少なお酒です。 また 蒲酒造でも 「春吟醸」が9日に発売されます。 この季節があってこその ただ一つのものです。

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