今日は「オルガン付き」交響曲です
(サンスター・オンライン・ショップ)(モロッコ・スタイル)・・・モロッコ行ってみたいです!サン・サーンスの交響曲第3番は「オルガン付き」と呼ばれていて、文字どおり、オーケストラとパイプオルガンの競演が楽しめます。今日は、バレンボイム/シカゴ響盤と、レヴァイン/ベルリン・フィル盤を紹介します。学生時代にオケでトロンボーンを吹いていたと前に書きましたが、3年生のときにこの曲を定期でやるきっかけとなったのが、このバレンボイム/シカゴ響による演奏です。当時はまだCDなどなく、LPレコードを何回も聴きました。何とこの演奏は、先にオケだけ録音して、後からオルガンを重ねたそうです。見事というか、全くそんなことは感じさせません。聴きどころはやはり、盲目の名手、ガストン・リテーズによるシャルトル大聖堂のオルガンです。前半は厳粛に、後半は壮大に鳴りわたります。たぶんいろいろなCDの中でも、一番鳴っているんではないでしょうか。当時学生だった私は、とにかくこの豪華絢爛さに憧れていました。それと弦ですね。バレンボイムはカラヤンと似て、オケを揺らすことが好きなようで、特に弦は揺れながら、豊かで、美しい響きを感じさせます(アメリカのオケには珍しい)。フランス人指揮者とアメリカのオケという組合せなわけですが、両者がミックスして、なんとも言えない無国籍風な演奏になっていると思います。サン=サーンス:交響曲第3番(バレンボイム/CSO)もう1枚は、レヴァイン/ベルリン・フィル盤です。こちらは打って変わって、なんともドイツ的な演奏です(前者に比べるとよけいそう聴こえてしまう)。アメリカ人指揮者とドイツのオケの組合せですが、(レヴァインが控えて)ドイツ色が勝っているように聴こえます。こちらは、1986年の録音で、既にデジタル録音になっています。シカゴ盤のようなハデさはありませんが、やはり美しく、また引き締まった演奏になっていると思います。ベルリン・フィルの定評ある低弦部のおかげもあるでしょう。それにしても同じオルガンでも、フランスとドイツではやはり音が違いますね。サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」(レヴァイン/BPO)まあ、どっちがいいとは言えませんが、「らしさ」を求めるんでしたら、シカゴ盤の方がいいでしょう(今は安くなっていて1,000円で買えます)。ところで、私が学生オケの定期でやった時は(当時名古屋にパイプオルガンのあるホールなどはなく)、ハモンドオルガンにPAをつないで増幅してやりました。写真を見ると、ステージの後方両側にでかいスピーカーが見えます。ははは。音量の調整が難しくて、聴いた人から後で「オルガンの音がでかすぎるわ」と言われてしまいました。ところで備長扇屋という焼き鳥屋はご存知ですか。全国展開してます。http://www.o-giya.co.jp/top.html焼き鳥が安いので、最近よく行ってます。行くたびに500円の割引券をくれたのですが、最近なくなって、スタンプカードに変わってしまいました(1,000円ごとにスタンプ1個、20個で1,000円の食事券として使える)。スタンプ集めにせっせと通っています。お勧めは、焼き鳥全般ですが、個人的には、つくねのねぎ塩とぽんじりが気に入ってます。では、今日も行ってきま~す。