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86netの南麓日記

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2017年12月06日
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カテゴリ:日本ミツバチ
近頃問い合わせが続いております。

暖かな日に巣門から大量の働き蜂が外に出て死んでいくと?

アカリンダニは11月に入ると女王蜂の産卵が止まり途端にダニの感染が進み、

Kウイングの働き蜂が暖かな日に巣門から遠ざかるように徘徊します。

そして暮れから2月の立春のころまでにすべての蜂は消えてしまいます。


毎年のようにアカリンダニの対策と情報を発信しておりますが

いまだ確実に復活するす総べはありません。

飼育者のその地域に合った対策と努力のみで、

何群が春を迎えたがすべてなんです。



Kウイングの画像。
お借りした画像もあります。














Kウイングが出てくる前が大事なんです、

9月半ばを過ぎましたら内検を頻繁に行い、

蜂数の減り方を確認すると復活は可能となります。




元気な群れ







このように元気な群れにも通年でメントールを入れております。






群れの強弱の差はありますが、

上記のように巣板は見えぬ程の蜂数の群れは感染しておりません。



ちょっと危険な群れ。






巣板が見えてきております。





上記のような蜂数の減りで蟻酸パテを投与すると持ちこたえられます。

蜂数が半分以下となった時がタイニングポイントです。



今は気温の低下で蟻酸パテの拡散が進みません。

遅くとも9月半ばには異常を見つけ、

11月中にはアカリンダニを死滅できるようにする事です。

パテの拡散が終りますとメントールを入れています。




すでに手遅れとなっている群れ。

気づくのが遅れて蜂は巣板の奥まで入り込み500匹程しか確認できません。

間違いなく一月以内に消えてしまいます。





ミツバチニといかに向き合っているかが問われる季節となります。

毎年失敗してる方は肩身が狭いでしょうが、

何群が来春分蜂できるかです。

1群でも多くの群れが無事春を迎えられるよう、

たゆまぬ研究心と努力する事しかないと思います。









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最終更新日  2017年12月06日 17時38分35秒
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■コメント

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Re:アカリンダニ感染、Kウイングと対策(12/06)   JK3EUW さん
滋賀県東部地方 何群かは自然群を確認できていますがこれらの群が来春を
迎えることができるか 見守っています

巣箱に営巣中の8群 内検してみるとまずまず 巣板が見えるものはありません
メントールは入っていますがこれからの季節さほど揮発しませんよね

この8群が来春の分蜂まで無事に乗り切ってくれることを祈るばかりです

寒さが本格的になってきました師走です お体ご自愛くださいね 私の腰は回復基調にあります (2017年12月06日 18時38分16秒)

Re[1]:アカリンダニ感染、Kウイングと対策(12/06)   86net さん
JK3EUWさんへ

2月の終り頃から分蜂期にかけてまたアカリンダニは増殖します。
遅くとも3月半ばには内検し、蜂数の確認をすると数の減っている群れが分かります。
過去にはこの頃に1000匹程まで減り続けた群れが復活しています。

今年は滋賀周辺は大丈夫の様子で安心ています。 (2017年12月08日 08時39分46秒)


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