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テーマ:日本ミツバチ(438)
カテゴリ:アカリンダニ
試験投与開始から20日となりました。
高分子ポリマーを使用した蟻酸投与。 一度の投与である程度の結果を得られると思います。 蟻酸は和蜂に安全な50パーセント濃度、 1回に100〜150CCを高分子ポリマーに含ませてタッパーに入れ、 スノコ天蓋の上に5cm高の空間を設けて投与となります。 5月18日、試験開始 タッパーは内容量140CC、 蓋面積は約7.5×10.0cm 75.0㎠ となります。 5月19日、 西洋ミツバチに投与開始、 蓋開口 20% 五分の一を切り取りました。 従来のスノコ天蓋の上に3×4cmの角材で4センチの空間を増して 3.7cmのタッパーの高さかより1cm以上の気化する空間を造ります。 感染疑わしき越冬群、 14.3%の開口です。 いずれも蟻酸50%100CC、 ポリマー5グラム、 約2時間でちょうど髭剃りジェルほどの方さとなり多少傾けても零れ落ちません。 5月29日、自然捕獲の群れを14日過ぎたので回収に向かうと すでに巣門前を複数の蜂が徘徊しており、Kウイングも見られる群れです。 早速に20%開口でギ酸ポリマーを投与しました。 1週間後の6月4日、 巣箱の廻りを見ても徘徊蜂は見られません、 正常に通勤していますのでこのまま見守ります。 6月7日、試験開始から20日目となりました。 西洋ミツバチ 西洋は強群過ぎてトリカルネットを蜜蝋とプロポリスですっかり塞いでしまいました。 強群投与の場合は週一ほどでトリカルネットを交換する必要があります。 6月7日 投与19日目です、 感染疑わしき越冬群 ポリマーをかき回し気化状況を確認しますと 約70%は気化してる様子です。 しかし群れはすでに弱体化し一握りの働き蜂しか住んでおりません。 新蜂が産まれていない様子でトリカルネットは全く塞がれておりません。 5月10日、 蟻酸50%、 ポリマー7グラム、 100CC 全開口、12v日間で総て気化してます。 10CCの水で気化テスト、 左から、 ① 蟻酸100CC、ポリマー7グラム ② 全開口、水100CC、ポリマー2.2g ③ 50%開口、水100CC、ポリマー2.2g ④ 33.3%開口、水100CC、ポリマー2.2g ④はまだ気化が続いておりますもう数日はかかりそうです。 結果として見えて来たもの 蟻酸50%、100CC、ポリマー5g、 濃度40%、100CC、ポリマー4g、 濃度60%、100CC、ポリマー6g、 ちょうど良いジェル状となります。 タッパー蓋面積75×10cm、約75㎠ 蓋面積の三分の一開口「33.3%」で25〜30日程で気化が終ります。 100CCなら通常の蟻酸投与5回分25日間で気化が終るほどが効果が得られますので 「120CC蟻酸を入れポリマーを6gとして蓋の開口は約三分の一。 1回の投与でアカリンダニが済めばより安価で簡単となります。」 タッパーの容量にもより多少は前後するでしょうがこの辺が落としどころと感じています。 今回の感染疑わしき越冬群のようにすでに手遅れとなった群れでは復活は大変厳しいものです。 手遅れとならぬ手前で対策を執る事がミツバチを救う道となるでしょう。 感染確定の自然群、 ギ酸ポリマーの蓋を三分の一に変更し、 内検をしました。 徘徊蜂は見られていませんが入居から3週間は過ぎており一番蜂数の減っている時期です。 来週後半から増えて来ると予想しています。 20%開口〜33.3%開口に変更し、 内検の状況。 弱小群ですが何とか持ちこたえてほしいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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