奈良マラソン
~ 奈良を走る ~ 奈良は今年、平城遷都1300年を迎え、各種イベントが行われている。その1300年祭のフィナーレの行事として「奈良マラソン2010」が行われた。2010,12,4(土)前日受け付けのため奈良市鴻池陸上競技場に来た。広場は各スポーツメーカーの出店・フード店で賑わっている。屋外ステージ上で 高橋尚子 ・ 太平サブロー ・ 荒井奈良県知事、せんと君が・・・・受付を終えて今晩の宿舎へ急ぐ、 しかし、急がなくてもいい・・・・会場のすぐ前だ 「奈良ユースホステル」を予約してあるのだ。 道路を挟んですぐ前、歩いて1分という所、こんな便利な宿舎はない。今回、「奈良マラソン」のためにマラソンバージョンとして、特別の計らいがある。宿泊費は5000円平常より少し高いが、朝食付き、翌日のチェックアウトは午後5時、入浴も午後5時、荷物も午後5時まで預かってくれる。走り終えて風呂に入って帰って来られるというわけ、 最高の宿舎だ。2010,12,5 (日) 快晴 うぉ ~ マラソン日和だぁ~ フルマラソン(42,195キロ )は約1万人、10キロは約5千人、5キロは2300人、合計 17,000人が古都の奈良を走る。 フルは午前9時スタートだ。 号砲が鳴ってからスタート地点まで約5分かかった。 高橋尚子、知事、せんと君の見送りを受けて競技場をあとにする。道路一杯にランナーが走る光景は壮観である。 大宮通りを西向きに走る。 早いランナーは折り返してきた(平城宮跡で折り返し) 奈良公園(大仏前から春日大社前)を通って国道169号線を南下(天理方面)する。沿道は地域住民の熱い応援がとぎれることなく続く。 ありがたいことだ。高樋町に入ってきたこの付近は田園地帯、初冬の暖かい光りを受けた里山に紅葉が残っている。小高い丘の登り坂、和太鼓の応援も励みに、歩かず峠を登りきる。今度は下り坂、前に天理の街並みが広がる。天理教の本拠地、特有の建物が並ぶ中を走る。 天理高校前で折り返しだ。 さあ、ここからが正念場だ。 来た道を帰るのだが、 あの坂道を思うと・・・・・案の状、坂道は歩いた。走れる状況ではなかった。30キロ地点通過、3時間44分だ。 あと12キロかぁ~ もう坂道は奈良公園の中と最後の競技場に入る所だけだ。あと1時間20分ほどで走れれば5時間で走れるが、今の状況からして少し無理だろう。左足の膝関節の内側が少し悲鳴を上げて来ている。なんとか最後まで持ってほしいものだ。筋肉痛は起こっていないし、痙攣も起こっていないので、スピードはないもののまだ何とか走れている。奈良公園内は観光客が応援してくれてにぎやかだ。 フィニッシュの競技場が近づいた。早い人は帰り支度を調え歩道一杯に歩いている。競技場内に入ってきた、いよいよフィニッシュだ ゴール前で高橋尚子がハイタッチをして出迎えてくれた。 記録は 5時間28分46秒ネットタイム 5時間23分01秒7月のゴールドコーストマラソンよりほんの少し早い記録だ。 今の自分としてはよく頑張った 満足 満足 だ。ユースホステルに帰って風呂に入る。 いいなぁ~ 走り終えてすぐ風呂かぁ~疲れた足を癒して帰途についた。※ 会場について 鴻池陸上競技場付近には駐車場がない。 受付・当日は公共の乗り物を利用することを勧める。 道路に駐車して受け付けを済ます車に駐車違反切符が張られていた。