コルクの気持ちの店長の気持ち

昨夜の晩酌はこれ。



ロデア・ラリナム・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ　２００３年
うちのお店で税込８４０円です。

このワイン、レストランさん用だけで月に２００本くらい出ているのですが、
一般のお客様にはあまり売れません。
（なんでかな～、ウチだけかな。。。）
評価本などにはあまり載ってないからでしょうか。
載っていない理由もあとでご説明致します。
ですがとっても美味しいワインですので、まず見てみて下さい。




コルクはもちろん樹脂製です。
この価格ですと文句は言えません。
ちなみに晩酌しながらの写真ですので、ピンぼけその他はご勘弁下さい。


見て下さい、この濃さ！
向こう側なんて全く見えません。

味わいは、まず香りの強さに驚きます。
苺ジャムみたいな甘ーい香りが、あっという間に広がってきます。
飲んでみますと、色合いの濃さと同様強い味わいを感じます。
酸味はほどよく、香りほどの甘みは感じません。
最後に少しスパイシーなニュアンスがあります。
フレッシュで飲み口がいいものですから、開けると１人で１本飲んじゃいます。


ところで、何で評価本に載ってないのか？



少し見づらいのですが、「By: Vi.Fa.s.r.l. ～」と記載されています。
実はアブルッツォ州の超有名生産者、ファルネーゼが作っているワインなんです。

私も最初は「ロデア」という生産者かと思っていたのですが、
何故かファルネーゼとロデアのワインが入ってくる段ボール箱が同じだったんです。
インポーターさんに聞いてみますと、
ロデアはファルネーゼが日本向けに作っているＰＢワインだとのことでした。
道理で安くて美味しいわけです。
「ロデア」で調べても載っていないわけですね。

両社のモンテプルチアーノ・ダブルッツォですと中身が少し違うようですが、
価格にして２００円くらい違ってきますのでラリナムはお買い得です。
美味しいですよ。