コルクの気持ちの店長の気持ち

薄曇りの札幌。
せっかく３連休なのに台風が来そうですね。
残念です。

さて昨晩は久しぶりに美味しいピノ・ネロにあたりました。

マルケ州
ファットリア・マンチーニ
コッリペサレージ・フォカーラ・ピノ・ネロ　２００３年
税込価格　４６２０円

ヴェロネッリ　２星８８点
ガンベロ　２グラス
エスプレッソ　３瓶１６点







　

抜栓した時点で香りの強さに期待がふくらむワインです。
グラスに注ぐ前から花、果実なのど甘い香りが、凄い速さで広がってきました。

色は明るく透明感のある赤。
グラスの向こう側が透けて見えそうです。

鼻の奥まで届く甘い香り。
口に含みますと豊かに広がる果実味。
柔らかい酸味とタンニンは、この上なく上品です。
果実味が退いた後に残る樽香も、控えめですがしっかりと存在を感じさせます。
苺を食べたときのような後味がいつまでも残っていました。

時間が経ってきますと、香りはどんどん強くなっていきます。
最初は個々に感じていた色々な味が一つにまとまっていくようでした。

とても美味しいワインです。
お安くはないですが、価格以上の印象を受けたワインでした。


実は昨日テイスティングをする旨をカミさんに伝えておりませんでした。
で、おかずはこれ↓

イカ刺し　with　ショウガ醤油
あぶらげとシシトウ　あぶったヤツ
サンマの煮付け
そして　山芋

これはビールか日本酒でした(T_T)
でも気を取り直して和食との相性をチェックです。

どうも最近赤ワイン、特に酸味がある程度存在するワインと醤油の相性がいいような気がします。
今回も思ったより旨かったです。
イカ刺しからサンマの煮付けまでは「最高」ではないですが、「悪くないね」でした。
ショウガとワイン、イイかもしれません。
でも山芋だけは別。
何かネバネバの間に赤ワインがしみ通ると、えもいわれぬ生臭さが出てきて。。。
最もお勧め出来ない取り合わせの一つとなりました。


和食にも（わりと）合うこのピノネロ、とっても美味しいワインでした。
お勧めです。


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