|
カテゴリ:晩酌報告
昨日とはうってかわり秋晴れの札幌です。
ちょっと汗ばむくらいです。 さて昨日ご紹介致しましたカベルネ・フラン、早速味見しました。 フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州 ジローラモ・ドリゴ コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・カベルネ・フラン 2004年 税込価格 2352円 評価が出そろっていません。 インポーターさんのお薦めで仕入れたのですが、ちょっと心配でした。 なんだかんだ言いましても権威に頼っている自分が情けないです(*_*) 昨日のご紹介ではカベルネ・フランはこの地域では珍しいとご報告しましたが、 正確なご報告ではありませんでした。 私の勉強不足で誠に申し訳ございません。 フリウリではかなり以前からフランの亜種であるカルミネールが栽培されていたそうです。 また最近ではフリウリやヴェネトで地域の独自性に重きを置いて、 このカルミネールの栽培が増えているそうです。 もう少しこの葡萄は研究してみる価値がありそうです。 ではご報告です。 味には関係ありませんがエラく堅いコルクでした。 ミッシリと瓶口に詰まっていまして、抜くときに気合が必要でした。 折れなくて良かった。 ご覧のように濃い紫色のワインです。 縁ぎりぎりまで色があがっています。 強く香りが出ています。 最近飲みましたカベルネ・フランはマッキオーレのブレンドものですが、 それとは全く違った力強さを感じました。 若い草、薬草、ピーマンなどのカベルネ・フラン独特の香りがこれでもかと薫ってきます。 これは一発で葡萄の品種がわかるワインですね。 樽香は微かですが感じます。 実際一部バリックで熟成させたものをブレンドしているとのことでした。 飲みますとこれまたフラン、と言いますよりカベルネ系独特の茎のような青っぽい味わいがすぐに広がります。 果実味はさほど感じません。 これに柔らかい酸とタンニンが重なってきますと、とても良いバランスになってきます。 余韻はかなり長いです。 10分くらい経ちますと少し果実味が出てきます。 この時点で本領発揮と言った感じです。 全体的には主張の強いはっきりとした味わいのワインだなと思いました。 フランの特徴を主張しまくりのワインでしたが、 一緒に食べた和食とは相性は良い方ではないようです。 醤油味に合わなくはありませんが酸味が優しく出ているせいでしょうか、 あえて一緒に飲むワインではありませんでした。 やはり醤油味にはサンジョヴェーゼかバルベーラが良いですね。 一通りおかずを食べたあと、冷蔵庫からウオッシュチーズを出してきました。 こっちは最高! 一気に1本飲んでしまいました。 インポーターさん、美味しいワインをご紹介下さいまして有り難うございました。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 今日はこの時間に更新が出来るくらい『暇』、もとい時間に余裕があります。 最近ビンテージの管理が他の仕事の後回しになってきておりますので、 今日は在庫の整理に当てようと思っています。 ブログランキングに参加しています。 よろしければ応援クリックを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.03 13:02:51
[晩酌報告] カテゴリの最新記事
|