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コルクの気持ちの店長の気持ち

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2008.01.27
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カテゴリ:晩酌報告
昨日までとは打って変わって良いお天気の札幌です。
車の上に積もった雪も、太陽のおかげで溶けていました。

さて昨晩はヴィントナーズさんから頂戴いたしました試飲用のワイン、1本目を飲みました。

フォルナチェッレ・グアルダ・ボスキトスカーナ州
フォルナチェッレ
グアルダ・ボスキ 2004年
税込価格 4966円

メルロー 70%
カベルネ・フラン 30%
バリックでアルコール発酵、乳酸発酵。
その後15ヶ月間バリック熟成。
生産量 5000本
輸入 (株)ヴィントナーズ

フォルナチェッレはスーパータスカンを生み出す心臓部と言って良いボルゲリ地区にあります。
この生産者の長所は初めからこの地域に畑を持っていたこと。
ボルゲリのワインが有名になる以前からです。
実はこれがワインの価格に素晴らしい影響を与えています。

現在ボルゲリ地区の葡萄畑はまさにワインバブル状態。
土地の値段は高騰するばかりです。
そんな状況ですので新しくボルゲリでワインを作るとなりますと、
土地の購入費用だけで大変な投資となってしまいます。
もちろんこのことはワインの最終価格に多大な影響を与えるのは考えるに容易いですよね。

フォルナチェッレはボルゲリに昔から土地を持っていました。
他の生産者でまねが出来ないような低価格を実現させているのは、このことが大きな理由なんです。
納得しました。

さて前置きは長くなりましたが、味見をご報告いたします。

液面

濃いです。
ド紫って感じです。

香りは甘~いサクランボや苺のよう。
最初から強いです。
メルローの割合が多いのですが、フラン独特の青臭さもしっかり感じ取れます
少ししまして胡椒のような香辛料系の香りも加わりますます力強く。
面白いのは樽香。
初めのうちはほとんど存在を表に出してきません。
あんなに樽の中にいたワインなのに不思議です。
きっと葡萄自身のパワーが強いためでしょうね。

一口目。
インポーターさんの資料にもあるのですが、もう果実味が固まったあめ玉のような感じ。
元気いっぱいの味わいです。
ですが酸味が十分存在するおかげで果実味が暴走することはありません。
バランスは取れています。

そして此処でもフランの存在をハッキリ確認できます。
ワインの葡萄を当てるのは上手な方ではない私ですが、このワインはその構成比まで当てられそう。
メルローもフランも実に仲良くそしてきちんと主張しています。

タンニンは最後の方までとても滑らか。
余り感じないといった方がよいレベルです。

30分くらいしてからでしょうか。
やっとバリックのニュアンスが出てきました。
このくらいで生産者が目指したであろう味わいに到達したと思います。

美味しいワインでした。
この価格設定で行けるのが不思議なくらい。
とても良いです。

ただ褒めてだけいては酒屋の名が廃る!
頂いたワインでも一つだけ欠点を。。。。

おそらく長期の熟成は見込めないワインです。
酸味が十分にありますので今後10年以上は品質を保持しているとおもいます。
でもタンニン。
ちょっと少なめ。
熟成させるからにはより美味しくなっていることを望みます。
でもこの程度のタンニンですと、還元熟成による味の変化を見込むことは出来ません。
このワインはこれから2,3年が飲み頃。
今の溢れる果実味を楽しむのがベストなんだと思います。

どちらにしましても価格値の味わいは最高でした。

ヴィントナーズさん、ごちそうさまでした。


肴。

シャリアピンステーキ

見てくれは悪いですがシャリアピンステーキです。
タマネギでマリネしてから焼くアレですね。
こうするとお肉がとても柔らかに。
タマネギの甘みものって、大変美味しく食べられました。
偶然ですがこの甘みとワインの果実味が抜群の相性でしたよ。
マリネに使ったタマネギも焼いてみたのですが、こちらは何故か苦くなっちゃいました。

ちなみにシャリアピンステーキ、実は和製なんですね。
ロシアの声楽家シャリアピンさんが来日した際に帝国ホテル(だったっけ?)のシェフが考案したそうです。
入れ歯の具合が悪いシャリアピンさんに柔らかいお肉を食べて貰うため考えたそうですよ。
知りませんでした。

カミさん、料理とブログネタ、どうもありがとう。






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最終更新日  2008.01.27 13:43:21



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