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2013年09月20日
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 アートテラーとに?さん主催のアートツアーに参加した。今回は「気づいたら美術館を作ってしまっていた人々に会う旅」というタイトルで2館を巡るツアーだった。前から一度来たかった好きな画家の美術館と、独特な建築の美術館の2件でほのぼのとした午後を満喫できた,UGG ブーツ




 ひとつめは新小岩にある杉山美術館、見た目は杉山さんち。この美術館は、93年に47歳で亡くなったスペインの画家ホアキン?トレンツ?リャドをメインに展示する小さな美術館。原画は8点所蔵していて、最初に購入した原画《トリニダッド?カンピン嬢》は所蔵する画廊に通いつめて、借金してゲットしたという。1階は本業のための事務所で、2階が展示室となっている。普通の家に見えるが美術館に改築したわけではなく、美術館として建てたものだそうだ。

 リャドは私も好きな画家で、1992年の松坂屋での展覧会や1994年の小田急百貨店での追悼展にも行ったことがある。早世したのが残念な画家である。画風は、色鮮やかで独特な風景画と、徹底的なリアリズムで描く肖像画がある。「ベラスケスの再来」などと呼ばれたこともあり、風景画は一言で言うと、印象派のモネが目を覚ましたような雰囲気。モネが「もー寝る」とか言ってずっと寝てたというわけでもないが、でもやっぱり睡蓮シリーズなども、眠たいイメージがないこともない。そこに目薬を差したような画風はけっこう好き。





 ふたつめはつくばエクスプレスの六町駅の近くにあり、白谷建設の社長がコレクター歴6年にして建ててしまった美術館。日本画を中心に洋画を含め約350点を所蔵している。バードウォッチングで花の絵などに興味を抱き絵画を買ったのが最初だそうだ。

 コンセプトが「砂漠のオアシス」というだけあって、建物が個性的で、中央の水盤を囲むようにスロープ状の緑地が作られていて、その下を回遊する形に展示室が造られている。2階は多目的室となっており、お茶や珈琲が飲み放題、文化的催し物の貸室としても機能する。入館料は300円だが、2度訪れると3度目から5度目まで無料になるというスタンプカードなどもあって、近隣の人たちの憩いの場所となっている。

 「地域のシンボル、水と緑のエコハウス」として、鋼柱による柱の見えない設計、震災時の避難施設、バリアフリー、緑化によるヒートアイランド防止、雨水濾過循環による非常時の水確保、太陽光発電?LED照明による節電など、建設業ならではの工夫が随所に施されている、見本市みたいな美術館である。





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Last updated  2013年09月20日 19時40分37秒
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