マイナスイオン


「イオン」と名がつくからには、
「正または負の電気をもつ原子 または原子団、
陽イオン(カチオン)と陰イオン(アニオン)がある」

と考えるのが自然だと思っていた。

物質を究極的に突き詰めていくと、最終的には原子の集まりだって
ことに気がつく。
物質には原子核があり、真ん中には陽子と中性子がある。
仮にその陽子(+)の数を6(個)とすると、原子はそれと同数の
電子(-)を持って、うまくバランスを保っていることになる。

その周囲を廻っている電子(-)が、何らかの要因で
一つ飛び出してしまう状態を
「酸化」といい、これがプラスイオン。
その逆の電子が一つ余分にある状態がマイナスイオン。
一般にマイナスイオンと言われるものの正体は電子なのだ~。

電子は単独で存在することが出来ず、絶えず何かとくっついた状態にある。
マイナスイオンは別名「空気のビタミン」とか、「元気イオン」とか、
「快適イオン」とかっていうすっごいポジティブなサブネームがついている。
その名の通り、身体を元気で健康にしてくれる。
一方、プラスイオンは別名「疲労イオン」と言い、こちらもその名の通り
身体に疲労を蓄積させる。また、最近マイナスイオンと関連付けて
なにかと問題(話題)になっている「活性酸素」は別名なんと
「電子ドロボー」なんて言うからきゃぁ~ステキ(?)

活性酸素こそがプラスイオンの固まりで、最近の研究では、病気の90%が
活性酸素によるものだと言われてる。

くぅ~!にっくきプラスイオン=活性酸素!!

じゃあ、何でマイナスイオンが身体に良くて、プラスイオンが身体に悪いのか?
ってぇと、人間の身体の神経系統には電気信号がいつも流れていて、
プラスイオンとマイナスイオンが交互に配列することで、
脳からの指揮命令がスムーズになるというメカニズムがある。
ところが、この世知辛い世の中で暮らしていると、
身体の生体イオンの中にイオンのアンバランスが生じてくる。

プラスイオンが増加することで、いわゆる酸化という状態になり、
この酸化した空気、プラスイオン化した空気が増えている
キビシイ世の中では当然、プラスイオンを吸い込む危険が大きい!!

最近、鼻腔(鼻)の疾患が増え、鼻炎や気管支炎、ぜんそく、
アレルギー、肺炎や肺ガンなど呼吸器系の疾患が増えているのも、
こうした大気の汚れ(プラスイオン化)によるところが
大変に大きいからなのだ~。おぉ、コワっ!!
昔は水道水を何ら抵抗なく飲んでいた。私が小さいころは
田舎なんぞに行くと、井戸が当たり前のようにあり、
くみ上げては美味しい水を飲んだものでした。
今と比べるとまだ多少は環境の良い時代だったのでしょう・・・。
でも、最近ではごく当たり前のように水を買って飲んでいます。
そして、次はいよいよ空気。水も空気も目に見えないだけに怖いからです。
これからの時代は、空気を買う時代になるのかもしれません。
といっても酸素吸入器を持ち歩くと言うことではなく、
生活環境を少しでも改善して、汚れた空気から身を守る努力をする
ということの方が近いかも。

そこであたしは「空気洗浄機」を買おうと思った。
だけど、見れば見るほど、いろいろとありすぎてわけが解らないので、
ひとまず暇そうな店員を捕まえてみた。

「マイナスイオンを取り入れるための空気清浄機で
なにがお勧めですか?」


店員さんが薦めてくれた空気清浄機はわずか2つ。
シャープ製とダイキン製。
とりわけシャープを薦めてくれた。
というのも、マイナスイオンってむやみやたらにでりゃぁ良い
ってものではないらしく、空気中のチリだったかな?ホコリ?カビ?花粉?
なんだったか忘れちゃったけど、それらとくっついちゃうと
充分な威力を発揮しないらしい。
だから、シャープ製以外の空気清浄機は、ただボンボンとイオンを
作り出しては撒き散らすだけで、思ったよりあんまり高い効果が
得られないとのこと。
シャープ製はその点、マイナスイオンを身体が取り入れやすい
状態、マイナスイオンが充分に部屋中に行き渡るように
部屋の中の環境を変えてからマイナスイオンを放出するので、
十分な効果が得られるとのこと。

これが「クラスターイオン」だぁ!
「クラスターイオン」が出せるのは、今のところ(2002年夏現在)
シャープだけ!!(値段も3万円台と安め)

因みに、あたしはシャープの回し者ではありませんので
ご安心ください♪




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