SPF(紫外線)


UVとは・・・・・?

UVと略してよばれる。「紫」の外の線、というのが名称の由来。

太陽光線の中に、約1%含まれると言われる紫外線は、
ビタミンDを形成するなどの長所もあるが、
オゾン層の破壊が進む現在ではサンバーン
(日焼けによる炎症のこと。紫外線によるやけどと考えると自然。
ヒリヒリと痛み、時に火ぶくれになる事もまれにある。衣類や
サンオイルなどで肌を保護せず、急激に多量の紫外線を浴びると、
この症状が起きる。日焼けサロンなどでも起こる事がある。
炎症がおさまった後も、シミ、ソバカスなど肌のトラブルが
起きる場合が多いので、十分な注意が必要。)は もちろんのこと、
皮膚がんや白内障の原因になるとして、昨今では危険性も指摘されている。
また日本の紫外線対策は遅れている、とも言われている。

SPFとはサン・プロテクション・ファクターの略で、
主にUVBを防ぐ効果を表す。SPF10は、
規定量の製品を使うことで、日焼けするまでの時間を
10倍に伸ばせることを意味する。
2000年に測定法の基準が改正になり、現在ではSPF50より上は
「SPF50+」と表示されている。
またPAは、プロテクション・グレイド・オブ・UVAの略で、
UVAの防止効果を表す目安。
「+」は効果がある、「++」はかなり効果がある、「+++」は非常に
効果があることを示す。

このSPFの算出方法ですが、肌に何も塗らない状態で
太陽の下にいると、わずか20分後から日焼けは確実に始まります。
(化粧品会社によってはこの時間を25分としているところもあるようです)

日焼けするまでの時間を10倍に伸ばせるSPF10には
通常時間20(分)×防げる時間(SPF)10=200分
200分÷60分(1時間)=3.3・・・・・。
つまり、3時間ちょっとは確実にお肌を守る事をお約束しますよ
っていう事になる。
SPFの数値が大きければ大きいほど、紫外線から
肌を守ってはくれるけど過信は禁物!

日焼け止めやUVカット化粧品の中の原料は「紫外線吸収剤」
という成分が入っている事が多いのですが、
これは長時間肌につけたままだと、いずれ肌に吸収され
かえってシミ、くすみの原因になることがある。
さらに絶対に焼けたくない一心で厚く塗ってしまうと
油焼けやかぶれの原因にもなることもあるので、
塗りなおしは3回までが原則。

できてしまったシミは美白化粧品で気長にケアしたり
ビタミンCやEを多めに取る事で薄くはなる。
ただ、紫外線に当たるとまた濃くなってしまう。
それは目には見えない肌の底の方の肌組織の中で
メラニン色素(メラノサイト)が活発に働いているせい。

出来てしまったシミには、外部からいくらケアしても
ビタミンを大量にとっても消えない。薄くはなるけどね。
できてしまったシミに効果的に働くものは化粧品であろうとも
薬であろうとも何もない。
良く、美白化粧品の謳い文句なんか見ると、

「これでシミが消える!?」
「これでシミとバイバイ」
「これ一本でしみが目立たなくなる」


などなど・・・。

絶対に「なる!」と言いきってない事が解ると思う。
目立たなくなると言うのは、消える、なくなると言うのとは
根本的に違う。

え~じゃぁもうダメぢゃん!と思ったアナタ!
大丈夫!できてしまったシミはレーザーがそんな悩みを
宇宙の果てまで(?)ふっ飛ばしてくれる!!
薬やビタミンが届かない肌の奥の方のしつこい頑固な
メラニン色素を分解し、やっつける事が出来るのはこのレーザーだけ。
ただ、レーザーにむかないシミもあるので必ず、専門医との相談が必要。
しかも、エステなどでもやっているこのレーザー。
基本的には医師がやるのが望ましいので、出来れば
皮膚科医などに見てもらうことを強くオススメする。

それに長い目で見て、ビタミンを摂取したり、自分にあった
基礎化粧品をキチンと使う事を心掛ける事で、
「これからできるであろう」
未来的なシミを十分に予防する事が出来る。

できてしまったからと言って諦めるのは未だ早く、
これ以上増やさない意味でも基礎化粧(美白タイプのもの)や
ビタミン摂取は大事になってくる。




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