2013/10/31(木)16:25
ホメオパシー考
ホメオパシーの言葉を知ったのは、6年程前のこと…
友人の結婚が決まり、相手が日本ホメオパシー医学協会で働いていることを知ってからです。
へー、面白い治療法ねー なんて思っていたら、ママ友もやっていたり、hitomiさんが雑誌に書かれていたり、行きつけのアロマテラピーの先生が取り入れ始めたり…
先月に久しぶりに先のママ友さんとじっくり話をしたら、お友達が卵巣腫瘍を治すとやり始め、症状が酷くなり、それでも病院に行くのを頑なに拒否していたら、とうとうガンが進行して亡くなった話を聞きました。
ママ友もやっているものですから、「病院受診反対」に同調していたそうで、あんなこと言わなければよかったと非常に後悔していました。
そんな話を聞いた数日後、亡くなられた方のことが新聞に載り、「友人のすすめで始めたホメオパシー…」と書いてあったので、ビックリしながら、且つ、ママ友もこの記事を読んでいるのだろうかと複雑な思いで読みました。
活字で、それもメディアとして目に入るのはインパクト強いです。
記事を読んで、ショックを受けなければよいけど… また自責の念にかられてるのだろうかと考え込んでしまいました。
今日の新聞で、1面にホメオパシーのことが取り上げられていました。
「科学的な根拠は明確に否定され、荒唐無稽である」と日本学術会議会長が談話を発表したそうです。
アロマテラピーの先生も、軽度の不調や応急処置程度にとどめておくとおっしゃっています。
何事も傾倒、盲信するのでなく、程ほどがいいのでしょうね。
ちなみに、お友達の旦那さんは数年前にホメ協会を辞め、今は別居状態にあるので、どうしているのかわかりません。