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カテゴリ:【逃亡者】
MJ
「は・・・・・! お前がちょいと頭の中で唱えたら大好きな総裁様の為ならばクソをしている途中だろうが大事な試験の途中だろうが銃を持って直ぐに駆けつけますってか・・・? クク・・・まるでなんかの映画みたいな話だなァ?」 ??? 「おいおい、言葉使いには気を付けた方がいいと思うよ・・・? なにせ僕は、何れ全世界を統治する『神』になるのだから・・・・」 ギリリ・・・・ MJ 「!・・・・ク・・・」 ??? 「・・・・なぁ・・・MJ、今回はちょ~っとおイタが過ぎたって事で許してやるからさ・・・・僕の元に戻っておいでよ・・・・? お前の『能力』は我々にとっても宝になりうる素晴らしい『能力』なんだからさ、そのまま腐らせるのはもったいないぜ・・・?」 MJ 「・・・それで・・・? 頭が爆発して死ぬ覚悟をして脳天に怪しげなチップを埋め込まれ、お前に首輪を握らせろってか? ・・・・じょうだんじゃないね!!」 ザッ ! 部下 「!!イブリーズ様!!」 サッ 部下 「!・・・・・・。」 イブリーズ 「怪しげなチップは酷いな~、ちゃんと『ヘブンズドア』って立派な名前があるんだからさ・・・ あぁ・・・君達、後ろに控えてていいよ?ちょっと二人で話がしたいんだ」 イブリーズ 「フフ・・・・無駄な抵抗はやめておけよ・・・どうせこんな傷・・・」 イブリーズ 「すぐに直ってしまうんだからさ・・・」 スゥ・・・・ !! MJ 「・・・・とうとう化け物になり下がったか・・・?」 イブリーズ 「ハ・・・! 化け物は酷いな~、これだから物の価値の判らん者は困るよ。 これからの時代を担う『超人』・・・・もしくは『神』と呼んで欲しいな~。 こうして健康な四肢を手に入れ歩けるようになったのも、この素晴らしい再生力を手に入れられたのも、ぜ~んぶこの頭の中に収められている『ヘブンズドア』のお蔭さ・・・・ なぁ?お前もこの『ヘブンズドア』を手に入れて一緒にこの狂った世の中を浄化しようよ・・・?お前だってこの世の中が狂ってるって散々思い知らされていただろ?」 MJ 「・・・・ナム・・・・お前本当にそんな事を考えてるのか・・・?」 イブリーズ 「その名前で呼ぶのはやめろ! その忌まわしい名前はもうとっくの昔に捨てた・・・・」 ス・・・ イブリーズ 「この力の偉大さの判らないお前に教えてやろう・・・・僕が右手に持っている物・・・・判るか・・・?」 Mj 「 ? 何を言って・・・・・」 イブリーズ 「ん?お前には見えないか・・・? ほらほら!・・・・僕にはこの暖かさも伝わってくるというのに・・・」 グッ !! ドク・・・ン・・・ MJ 「か・・・は・・・」 イブリーズ 「そう、僕が握っているのはお前の心臓だよ」 MJ 「お・・・まえ・・・・」 ハァハァハァ・・・ イブリーズ 「な?素晴らしいだろう? 『ヘブンズドア』のお蔭でこんな事も出来るようになったんだよ・・?」 MJ 「! ・・まさか・・・昔の教会の仲間が次々に心臓発作で死んだのも・・・・」 イブリーズ 「・・・・・仲間? やめてくれよ! 寒気がする・・・!! ・・・・そうだよ?手足が不自由だった僕を散々いたぶってくれた奴等にちょっとした復讐をね・・・・クスクス・・・」 MJ 「いたぶった・・・? お前何言って・・・・」 イブリーズ 「本当に・・・・・全然気付いてなかったのか・・・? アッハハハハハ・・・・!! お前って本当におめでたいやつだな~!!」 ググ・・・・ MJ 「グア・・・ァァ・・・!!」 MJ 「じゃぁ・・・・久しぶりに懐かしい再会をしたんだ、思い出話でもしようか・・・?」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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