【あの日あの時・7】引退 2004春
ドキッとする話題ですね・・・ 2004年キャンプ中、また肩を痛めてしまった球児くん。 何度目いや一桁ではきかないだろう・・・ シーズン6年目の春。 致命的な故障だった。 入団して6年で1軍半。 いつ引退勧告がきてもおかしくない年だ。 ドラフト1位。 素質十分と言われながら・・・6年が過ぎた。 2軍選手には、キャンプはアピールの場所。 元々、肩の強いほうではなかった球児くん。 調整+アピールでの投げすぎ=故障は、2004年だけではなかった。毎年恒例といってもよかった。 そんな危機を救ってくれたのは、フォーム改造のアドバイスをくれた山口2軍投手コーチ。 そして、短いイニングなら、適正があると見抜いてくれた岡田現監督。 そして、体幹を鍛えるトレーニングと走り込みに明け暮れた日々。 新フォームに取り組む日々。 家族の支えもあった。 夏にはめどがつく。 新フォーム完成。 敗戦処理ながら結果を残し、2005年の快進撃へ・・・ 一度は引退を考えた。 今、野球をできる喜び。それに故障しないケア。 6年の経験と怪我は無駄ではなかったと思える。