072406 ランダム
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気侭なブログ

-壊れた〇〇-Break Hearts

雨が強く降る日に僕は目が覚めた。


陽光の明かり。暗闇を白く包む光。

心を洗い流す風。風の匂い

貫通された穴。塞げない穴。


目を開けた。
空は青く澄み渡り、純白の雲が流れていく。
倉庫の天井の割れた天窓から狭い空が見えていた。
僕は・・・・。

そうか、そうだ。僕は人を殺しそうになった。
昨日の事だ。
思い出したくも無い記憶。
消し去りたいのに色濃く残る記憶。
あれが自分だなんて思いたくも無い。
酷く濁り暗く光なんて絶対通さないような目。
いや、ようなじゃない。通さない。
グチャグチャにかき混ぜられ鋭い刃が立ち並んだ心。
それを楽しんだ僕の心。
忘れない。忘れられない。

「・・・・・・はぁ」

大きくため息を空に向かって吐くと、流れる雲が少しだけ遠くなった気がする。
どうやら昨日、僕はあの後意識を失ったらしい。
そのまま記憶も失えばよかったのに。
そんなことを考えながら僕は、体を起こした。
片方の足を伸ばし片手を膝に乗せ片手で地面を着くような姿勢になる。
すると、僕の地面に着いた手の方から熱を帯びた風が吹く。
僕は目をその方向へ向ける。
優しい寝顔をした女の子が寝ていた。
きっと泣き疲れて寝てしまったんだろう。
昨日、僕を殺そうとしていた女の子とはまったく別の女の子。
こんな顔が出来る人に殺しが出来るのだろうか。
風が彼女の髪を優しく撫でる。

それに気付いたのか目が薄く開く。
しばらく遠くを見ていた目は次第にはっきりと開いてくる。
そして、いきなり飛び起きた。

「・・・・・・・」

隣にいた僕を見ると何も言わずに再び目が薄くなり閉じる。
寝ぼけてるの・・・かな・・?
彼女の顔を見ていると彼女の目は再び開く。

「・・・・・・逃げなかったのね」

口から出た言葉はそれだった。
その声はいつものように冷たかった。けれど少し暖かい。

「逃げても。逃げても無駄だと思ったから。」

実際、逃げようなんて気は無かった。
彼女からは。
彼女の居る組織からは逃げ出したい。その気持ちは今でも変わらない。
その為に僕は、人を殺す道を選んだんだ。
でも彼女は見捨てては置けない。
そうも思えたんだ。

「人は・・・。」
彼女の口が再び開く。
「人はね、自分と同じ種類の人間がいると安心するのよ。」
彼女はそれだけを言うと体を起こし立ち上がった。
ゆっくりと歩きながら彼女は倉庫を後にする。
どういう事なのかは僕には理解出来なかった。
僕と彼女が一緒ということなのだろうか。
そう言われればそうかも知れない。
けれど、僕は彼女とは違う。
理由は無いけど何故かそう思った。うん、そう思えた。




ここ何日か雨が降り続いた所為か今日は雨雲一つ無い空だ。
ただ秋というからに少し肌寒くなってきたかもしれない。
僕は簡易に設置された机、もとい木箱に置かれた紙に目をやった。
紙には銃の構造がびっしり印刷されている。
彼女が倉庫を後にして数分後。
彼女はコンビニの袋と共にこの紙の束を持ってきた。
紙はざっと100枚ある。しかもその束が2束もだ。
片方の紙の束には銃の説明。
もう片方の紙の束には銃の扱い方。
これを今日一日で頭に叩き込めというのだ。
僕は「無理言うなよ」と思いながら再び紙に目を戻した。
BGMは彼女の撃つ射撃の音。
彼女は暇つぶしなのか腕が鈍らないように撃っているのか解らないが、
煉瓦や空き缶、石などを並べそれを的にして撃っている。
ただそのおかげか、なんとなく銃声音の違いがわかって来た。
銃の種類もだ。
詳しくはまだ解らないが、最初に彼女が撃っていたのはベレッタと呼ばれる銃。
次にコルトガバメント、グロック、モーゼル、マグナムなど。
ただ、彼女はマグナムと呼ばれる銃が好きなようだ。
多分。
しばらく僕が彼女の撃つ姿を見ていると銃声が止む。

「何を見ているの?」

彼女は僕に顔を向けないまま冷たい声で言う。

「いや、別に。」

ぼくはそう言いながら再び紙に目を戻した。
目を戻した途端、ふと疑問が浮かび上がる。
昨日の事だ。
彼女は昨日、確かに言ったんだ。なぜ自分を殺してくれなかったのかと。
とても哀しい顔で。

「昨日」

僕は彼女に顔を向けないまま、呟いた。

「昨日の君の言葉は本当だったのか?」

僕はそう言いながら耳を済ませる。
彼女は多分、こっちを振り返っている。
視線が背中に当たるのを感じた。

「わからない」

数分の沈黙の後に出た言葉。
冷たい声ではなく、悩んでいるような苦しんでいるような声。

「そうか・・・」

僕はそれだけ言うと紙に書かれた文字を再び読み出した。
彼女は依然、こっちを見ている。
僕は気にしないで文字を読む。
しばらくすると彼女はこっちへ歩いてくる気配がする。
僕の真後ろに立った。
これで銃でも構えられていたら適わないなと僕は思った。
彼女はゆっくりと地面に腰を下ろし僕と反対向きに座り、
少し体重を僕の背中に預けた。

「わからないわ」

再び出たその言葉。僕はもう一度

「そうか」

と答えた。
しばらくの沈黙のあと、彼女は立ち上がりどこかに行ってしまった。
僕は紙の束を延々と読み続けていた。
すべてを叩き込みすべてを把握しすべてを理解する。
それが今の僕に課せられた使命、任務、仕事。
ただ与えられた事を無心にやっていけば僕は解放されるのであろうか。
僕は耐えられないかもしれない。
もし、そうだとしたのならそれが本当に僕が解放される時なのかもしれない。




日は沈みかけ、倉庫内には赤と金色の光が差し込む。
僕は渡された紙の束に書かれていることをすべて暗記した。

「すべて覚えたようね」

ふいに後ろから冷たい声が聞こえる。
倉庫の扉のところでこっちを見ながら彼女は言う。

「いつからそこに?」

「・・・・・・・・」


彼女は僕の問いには答えなかった。
彼女は無言のまま僕のほうへ歩み寄ると膝の上に黒い封筒を落とした。

「仕事。早く目を通して。時間が無いの」

「仕事って・・・」

僕はそこから先は言いたくなかった。
僕の・・僕と彼女の仕事。
人を殺す仕事。
そして昨日の記憶が僕の気分を更に悪くさせた。
果たして、僕は昨日の様になってしまうのだろうか。
彼女と同じ道を辿っているのかもしれない。
人を殺すことを躊躇わず、言われれば何でもする。
人形のようにチェスの駒のように誰かに動かされその役目を果たすまで
すべてを冷めた心で・・・いや、壊れた何かで世界を見るようになるのだろうか


壊れた何か?

何かってなんだ?

分かってる。

言葉に出さないだけで分かってる。

壊れた何かが何なのか・・・・

「怖いの?」

彼女の口から出た言葉に僕の顔が自然に彼女のほうへ向く。
彼女は、僕の目を目の中を、瞳の虹彩の更に奥を見るように
僕の目を見つめていた。
まるで僕の頭の中を見るように。

「怖いさ」

震えた。自分でもはっきり言おうとしたが、声が震えてしまった。

「何が・・・何が怖いの?」

「何がって・・・」

あれ?怖いのはなんだ?分かっているはずなのに、
知っていた筈なのに声が出ない。
怖いもの?僕が怖くてこの世界に入るのを拒んだのは・・・なんだ?

「わからないの?」

「・・・・・・」

黙るしか出来なかった。
いや、黙っていることが今の自分に出来ることだった。

「・・・・・そう」

彼女は僕の返事を待たずに、ただそう言うと倉庫の奥に行ってしまった。
何が怖いんだろう。僕は何をそんなに恐れているのだろう。
僕の目には金色に輝く陽と茜色から藍色に変わる空だけが映っていた。





仕事の内容・・・


それはとても簡単とは思えなかった。
この地域の繁華街の中にあるどこにでもありそうな雑居ビル。
そのビルは彼女の組織と協定を結んでいる組織のビルだそうだ。
しかしその組織が権力争いを始め、弱体化。
彼女の組織は不要と判断、そして僕と彼女に仕事を依頼した。

主なアタックは彼女。僕は後方支援。
はっきり言って僕は逃げ出したかった。
倉庫を出たときからずっとこのことを頭の中で考えていた。

倉庫で出撃準備を整えた僕と彼女は、彼女の組織の車に乗せられ
目的場所へと移動している。
車の中から眺める景色は早く、藍色に染まった空の下に輝くネオンや光が
後ろへ後ろへと流れる。
人は影となって消える。

「気を引き締めて、そろそろ着くわ」

ボーっとしているとずっと前を向いていた彼女はこちらを見ずに言う。

「あ・・うん・・」

僕は前を向きなおすと、助手席に座っている男からスクールバックが渡される。
ずっしりと重いスクールバック。
僕はスクールバックのチャックを開けると中を確かめた。
外から差し込むネオンの光で中が照らされ、中身が分かるようになる。
ベレッタM92と呼ばれる銃がが二挺と、その弾薬9mmパラベラム弾の箱、
ボールペンで字が書かれた紙が入っていた。
紙には

・既にマガジン(弾倉)には15発入っている。

・予備弾薬は、20×2 計40発入っている。

・任務遂行中は中に入っているもので顔を隠せ。

僕はそれを読むと彼女に渡すが分かっているからいいと言われてしまった。
顔を前に戻し、しばらくすると雑居ビルから少し離れた場所に
車は止まった。
彼女はスクールバックを肩に掛けるとそのまま路地裏前で止まる。

「こっち、来て」

彼女はそう言うと暗い路地裏に入っていく。
僕も言われたとおりに路地裏に入っていく。
路地裏にはゴミ箱と細い道が左右に分かれており、ここからビルの後ろへと
回れるようだ。
彼女はスクールバックの中から、ファントムマスクと布を取り出すと
三角型に折った布を鼻が隠れるようにつけ、ファントムマスクをその上から
装着した。
暗い路地裏で見るその姿はゾッとするものだった。
相手の目が見えない、口が見えない。
それだけでその場が彼女自身が冷める。

「真似して、つけて。顔は絶対見られては駄目」

彼女はそう言うと銃の安全装置を外し、銃をスライドさせる。
僕は彼女の真似をして、準備を整えた。

「遅い。今度からはもっと早くできるようにして」

「あ・・ごめん」

「いいわ、私が突破口を開くから、貴方が後方支援と援護射撃をお願い」

「・・わ・・分かった」

また声が震える。でも違う、今度は足も手も、体自体が震えている。
心臓が脈打ち、血管の中を流れる血液が体中にいきわたるのが感じられる。
息が荒くなる、眼が見開き、視界が大きくなった。

「・・・・・・・」

彼女は僕を見つめ、近づき、背伸びして僕の耳元に顔を近づける。
抱きつかれるような格好で耳元で彼女は何かを言った。

「~~~~~~~~」

言ったという認識と共に、僕の体の力は抜けガクンと背中が
下に垂れる。
視界がぼやけ、心臓の脈打ちが少しずつ収まり次に沸いてきたのは
あの時の気持ちの高揚。
背中を正し、俺は静かに息を吸う。

「さぁ、行こう」

冷たい声で響くその声に彼女はほんの少しハッとするような動きをした。

「え、えぇ・・・」

俺は彼女の後ろを歩きながら、今から起こる事件に、惨劇に
ゾクゾクと心の内から湧き上がる感情を楽しんでいた・・・・

「行くわよ。」

彼女はビルの裏口に立ち、つぶやく。
俺はそれに頷いて答える。
彼女は指で5を表す。

・・・・・4

・・・・・・3

・・・・・・・2

・・・・・・・・1



                    
               0


途端に彼女は扉を思いっきり蹴飛ばし、中に居た男を撃ち殺したのは
俺だった。
頭に空洞が空き、そこから血が浮き出し、そのまま崩れ落ちる。
そのまま走って行き、一気に階段を見上げ、何事かと走ってきた男を
彼女が撃ち殺す。
男はそのまま階段に力なく倒れこむ。
しばらくの沈黙。
「上の階に居る奴らには気付かれてないみたいね・・・」
彼女は言う。
「・・・・気付かれようが気付かれまいが構わない。殺すだけだ」
俺は階段に倒れこんでいる男の頭で足を弄びながら喋る。
実に心地良いよ・・・。
「・・・・・・・」
俺が彼女の方を振り返ると、彼女はマスク越しに俺の目を強く見ていた。
その目は哀れなものを見るような目。
でも、慈悲とかは無い。
ただ、言葉に言い表すなら・・・・
そう、自分の造ったものに後悔するような目。
「行きましょう」
彼女は目を逸らすと言った。
このビルは、全部で5階建て。
現在は2階。
ターゲットは5階にいる。
階段の陰から廊下を伺うと、スーツを来た男が5,6人居る。
概ね、コッチの組織が襲撃してくるのを予想しての配置だろう。
彼女は、腰に下がっている小さなポーチから筒状のものを取り出し、
ピンを抜き投げた。
一人の男が転がってきた筒に気付き手に取ると辺りが一瞬にして煙幕に包まれる。
男たちは混乱の声と共に煙から逃げようとする。
が、それよりも早く彼女は煙の中に入る。俺も続いて煙幕の中に飛び込む。
俺は、男の背後から近寄り首に手をかけ、思いっきり首をひねった。
ゴキっという感触と共に頭が有らぬ方向に曲がる。
「くそっ!誰・・・」
男が言う前に俺は首に手をかけ、首をひねる。
もう一人の、首もひねる。
煙幕がだんだん、晴れていき視界が正常になっていくと、
床に転がった首の曲がったな死体と今、まさに男の首をひねる彼女が見える。
ゴキッという音と共に男は崩れ落ちた。
彼女は俺のほうを向いた途端に彼女は一瞬にして俺の背後に回りこみ、
俺の背後に居た、男の首にナイフを押し付け、ナイフをスッと引いた。
壁と彼女の顔に血が飛び散る。
「油断、しないで」
彼女は冷たく静かに言う。
「分かってる」
俺は言った。





ビル5階・組長室。

「えぇ・・ついに・・・」
黒いスーツを来た男が窓の外を眺めながら座っている白髪の老人に話しかける。
「来た・・・か・・・」
白髪の老人・・・この組の組長は静かに口を開いた。
黒スーツの男は体をビクッと震わせると後ろを振り向いく。
が・・・誰もいない。
黒スーツの男は前を振り向いた・・・・
目の前には逆さになったマスクを付けた顔が移っている。
声を出そうとした瞬間、男の首は逆方向へと曲がった。
そしてそのまま、力なく倒れる。
私は、そのまま天井から一回転しながら、床に足をつけると
窓の傍に座っている老人を見た。
すると、老人のすぐ真横にはベレッタを持つ少年が老人の頭に銃口を突きつけていた。
「消しに・・・来たか」
老人は窓の外を見たまま言う。
「貴様らはなんなのだ・・・不要となればいかなる相手であろうと消す。」
「残酷で冷酷で・・・」
老人はつぶやく。
「・・・・・・・」
老人の隣にいる少年は何も言わずにじっとしている。
「お前さんは、疑問を持たないのか?己がしていることに、自分が何者なのか」
「お前さんのいる、組織の目的は一体・・・?」
老人は少年の方へ振り向くと、少年は銃の引き金を引いた。
銃声と共に老人は倒れる。
私は静かに少年の元に近づき、倒れた老人を見た。
老人の肩付近から赤黒い血が流れ出ている。
私は自分の持っている銃を老人の頭に標準を合わせた。
老人は膝を着きながら起き上がり、こちらを見る。
「お前は・・・・お前は何なのだ・・っ。組織の人形・・・っかっ・・・」
「答える必要は無い」
私はつぶやく。
「お前ではないっ・・・コッチに聞いているのだ・・・っ」
老人は呼吸を乱しながら声を振り絞る。
「答えないでいいわ、トドメは私が・・・」
言い切る前に、少年に銃身をつかまれ、下げられた。
「何をしているの?、手をどかしなさい」
私は静かに強く言う。
「お前には尋常じゃないほどの殺気がある。だが・・っ・・・」
「お前には・・・それ以上に・・・っ」
老人は次の言葉をしたが、口から血を吐く。
「手を離しなさいっ・・!」
私は少年の手を掴むが、彼の力は強く下に下げられたままだった。
「お前は、それ異常に何かを持っている・・・っ!」
「お前は・・・疑問を投げかけろっ・・!この世界にっ・・!」
「お前が生きる、その腐った世界にっ!お前自身の存在にっ・・・!」
老人は再度、血を吐く。
「俺は・・・・・」
少年は呟くと、老人の頭に突きつけた銃の引き金を引いた。
銃声と共に血が飛び散り、老人は倒れる。
硝煙の匂いが血の匂いと共に鼻に入ってくる。
「俺は・・・俺は・・・・俺は、ただの人殺しだ。」
少年は私の銃から手を離すと、何も言わずにそのまま部屋を出た。
床には血と薬莢が残り、少年の立っていた場所には一滴の水が残っていた・・・・。





雑居ビルの路地裏をしばらく歩き、人気の無い通りに出ると
一台の車が止まっている。
その車に乗り込むと、付けていたマスクと布、ベレッタをスクールバックの中に
押し込んだ。
「結果」
助手席に座っている男が静かに言う。
「不要組織を消滅」
彼女が言った。
車はエンジンが掛かりゆっくりと走り出す。
彼女は来た時と同じようにまっすぐと前を見ていた。
僕は、また窓の外を眺める。
ボーっと眺めていると車のライトに照らされてある人物が見えた。
母だった。
が、車の窓には黒いシールが張られているため、中から出ないと見えない。
母は、幾分かやつれていたように見えた。
それもそのはず、僕は行方不明者。
そう思った途端、僕の心に何か重いものが圧し掛かり、それはそのまま
静かに僕の中の何かと一緒になった。
今日、また僕は人を殺したんだ。
何人殺したんだろう・・・。
覚えていない。
あの時・・・・。
ビルに乗り込む前にあった心。
ただ、彼女に何かを耳元で言われた瞬間、意識が一瞬途切れて・・。
何を言われたんだっけ?
思い出せない・・・・。
僕は窓から目を離し、前を見た。
すると、彼女が僕のことを見ていた。
「・・・・・何?」
僕は言う。
「・・・・別に」
彼女はそう言うと、顔を前に戻す。
不思議に思ったが僕は気にしないことにした。
僕は、まだ知らなかったんだ。




この時の僕の行動が、彼女に見られていたことが


更なる惨劇になるなんて・・・・。




               そう、僕は



                この後
             



              心が壊れるなんて



             思いもしなかったんだ。







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