卒業式2連チャン 一歩大人へ
今日は我が子、ぼんずの卒業式でした。 昨日配属校の卒業式に出て感涙し、すっかり母は燃え尽きた状態で迎えてしまった今日の日。 「もう、涙は昨日で枯れた。」と言ったら、「えーーっ、オレの分まで取っててよ~」 配属校は全校児童330人程度で市内でもエリート校。片やわが息子たちの学校は100人ちょっとのお山の学校。距離は遠くないのに、カラーが全然違う2つの学校。比べちゃいけないと思いつつ、比べてしまう。 配属校はかなり卒業式の練習をして、よびかけや歌も素晴らしく感動に値すると評判どおりの式。 我が子の学校は、副校長先生が「業間休み、くだらないことをする暇あったら練習しろ!」と言われたというだけあって、配属校のレベルが高い卒業式のあとでは見劣りしてしまう。それでも200点の出来というのだから、副校長先生からそのように言われた時はどんなだったのか・・・ どちらが平均的なのかはわからないけどね。 ま、のんびりしていることは確か。 卒業証書授与の後の受取は親がすることになっていました。その時に子どもから一言ありますから、励ましたり褒めたりしてやってください、ということらしい。 なので、長男に「BECKやろう」と誘いました。手をグーにして、対面で軽くつき合わせるの。うちでよくやっています。 長男はそんなことしたら副校長に怒られる (-_-;) と言ったけど、どうせ卒業するのだし、あんたはおさらばするからいいじゃん(母は残留だけど) と私。 配属校も同じ流れだったけど、親子が一礼して真摯に受け取るのも悪くはないが、握手したり頭なでたりしている親子が素敵に見えたのね。だから、うちはBECKだって。 感動のしんみりではなく、「おめでとう!! 中学がんばれよ~」と明るくね。そっちの方が、“らしい” 式そのものよりも、その後の学活の方がよかったなあ。ぼんずの担任の先生“ハッタケー”は、金八先生みたいだった。ハレの門出を祝う最後のメッセージとしてふさわしい話をしてくれた。 “夢”って漢字の部首はどこだろう?え? 草かんむりじゃないの?違うんだって。“夕”なんだって。だから“夢”は“夕”のようにはっきりはしていない。 今、みんなの夢はなんだろう?将来何をしたい? あらかじめ聞いていた夢一覧表を張り出しました。「保育士は、○○さんだね。」と名前を後から明かしていきます。 さて、ぼんずは一体何をしたいの?ピンとくるものが一覧にはない。強いて言えばコレだろうか・・・? 果たして答えは“科学者”でした。 以前、地球温暖化の勉強をした時に、光合成を生かしてエコなサイクルを作れないかと熱く語ったときがあった。どうやら、それに関係しているらしい。最近は、先生からモノ作りが得意だから建築関係もいいんじゃないかと言われたようだ。 6年前、幼稚園の卒園の時には、「お笑いの人になりたい」と言っていたのに。現実的に少しづつ物事を考えれるようになってきているんだね。 中学3年間はあっという間だとよく言われる。よくも悪くも、競争心もないムーミン村のようなぼんずたちの学年。ほぼみんな揃って中学進学だけど、3年間の間に外の世界も目を向けないとね。外にはひろ~い世界があるんだよ。 まずは晴れ晴れしく、おめでとう。また1つ、君の将来への扉が開いた。どのような道にするかは、君次第だ。 Dreams come ture と共に、ハッタケーからみんなへのメッセージ“You can do it , if you try”