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I look up when I walk

I look up when I walk

マーリンズ・オリオンズ編

(2005年5月20日の日記より)

残念だったね憲伸。でもさすがはエース。

何はともあれ、マリーンズとの交流戦がうれしいのでマリーンズ・オリオンズ編いかせて頂きます。

「プロ野球ユニホーム物語」を購入して、マリーンズの過去のユニホームを見て驚いたのですが、1950年球団創立当時(毎日オリオンズ)のホーム用ユニホームが現在使われているホーム用「戦」とほとんど同じデザインなんです。
黒と紺の違いはありますが、ピンストライプで胸には「M」のマーク。そしてビジター用も95年のバレンタイン監督就任時に採用されたビジター用とほぼ同じで胸の「Marines」と「Mainiti」のロゴも驚く程似ています。
これは意図した事なんでしょうか、それとも偶然なんでしょうか。教えてボビー?
ちなみにホーム用はニューヨーク・ヤンキーズ、ビジター用はブルックリン・ドジャーズ(現ロサンゼルス・ドジャーズ)をモデルにしたそうです。
毎日時代はホーム用、ビジター用ともこのデザインがマイナーチェンジ繰り返して使われました。
1958年に大映ユニオンズと合併し大毎オリオンズとなりますが、ユニホームの基本的デザインは変化しません。調べてみたら、大映ユニオンズもほぼ同じデザインのユニホームを使ってました。まだ、シンプルなユニホームが主流の時代だけに似たりよったり多かったのでしょうか。
このモデルは東京オリオンズ変わってからも昭和40年まで使われ続けます。
昭和41年に初めて大きなモデルチェンジが行われてロゴが赤くなり赤いラインが入ります。さらにこの年からペットマークとして「桃太郎」が採用されます。
翌42にはさらにモデルチェンジが行われ、ついにホーム用のユニホームからピンストライプが消えます。当時のロサンゼルス・ドジャーズをモデルとした、ホーム用ビジター用とも薄い紺でロゴが薄い赤のユニホームに採用されます。
このデザインはロッテ・オリオンズになって以降も、しばらく使われます。
そして、昭和48年からはあの紫に赤いロゴとラインのあのユニホームが登場します。このユニホームは19年使用されたため、ロッテと言えばこのユニホームを重い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
ちなみにこのユニホームは金田正一監督が導入したそうですが、このユニホーム最後の年となった平成3年も金田監督だったのは運命のいたずらでしょうか?
平成4年に千葉に移転し千葉ロッテマリーンズとなり、いわゆるピンクのユニホームが採用されます。
しかし、ちなみにこれを見たバレンタイン監督は「戦う者が着るユニホームではない。」と驚いたそうです。おそらくMLBでもピンクのユニホームが採用された例はなかったんでしょうね。
この球団の歴代のユニホームで最も変わり種。それはピンクのユニホームより現在使われている「侍」だと思います。


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