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2006年04月13日
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カテゴリ:洋画(05・06)
監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ(2005年 ベルギー・フランス作品)

男も女も二十歳を過ぎた頃だろうか、男は正業を持たず窃盗品の売買でその日暮らし。女は子供を生んだばかりだが、男とまだじゃれていたいお年頃。精神年齢的に子供過ぎるこの二人。けれども、男はついにやってはならないことをした。お金に困って赤ん坊を売ってしまったのである。

男はどうしてそのことを聞いて女が気絶したのか分からない。けれども(彼女との関係でたいへんまずいことをした)という気持ちにはなったらしく、行動はすばやく何とか子供を取り戻す。女はやっと気がつく。(……この男に赤ん坊は任せられない。私一人で生きていく。)男はやっと気がつく。(……俺は間違ったことをした。)

裏社会に落ちる直前の男の最後の足掻きが始まる。中学生を誘って効率のよいかっぱらいを試す。そして失敗。スクーターを押して長い長い男の考察の時間の末、彼は服役をする。自首しに来た男を見て、相棒の中学生はびっくりする。自分を見捨てたと思っていた少年に一筋の光が入ったのかもしれない、女が男に面会に行ったのはそのためだったのだろうか。

極力説明的な台詞を廃し、一切のBGMを廃し、馬鹿な男だけど、人間としてまだ落ちてはないところだけはみせる。カンヌパルムドールをとるほどの衝撃的な作品ではない。ヨーロッパの田舎町の出口のない若者たちの断片。その描き方がリアルだったため、ヨーロッパの人たちにとっては衝撃的だったのかもしれない。あの幼い二人の将来、まだまだ心配で仕方ないのは私だけだろうか。

ただ、こんなのを見るとフランスのデモが盛り上がったというのもうなずける。若者たちは行き場がない。






最終更新日  2006年04月13日 23時13分30秒
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