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2006年06月27日
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カテゴリ:邦画(05・06)
好評上映中の和製ミュージカル「嫌われ松子の一生」には、ボツになった幻の脚本があった。刑務所から出てきた恋人が、ずっと待っていた松子を振ってしまった後、自暴自棄になりながら山谷で働いていた時期のエピソードである。松子はその後、夜遊びをしていた中学生に注意して逆恨みされて殺されることになるのであるが、以下の脚本はその前のエピソードとなる。


工事現場で男たちに混じって肉体労働をする松子。恋に生きていたころの美しさや輝きは今はない。そこへ「山谷ブルース」(岡林信康作詞作曲)の歌がかぶさっていく。ミュージカルシーンへ

  今日の仕事は辛かった 後は焼酎をあおるだけ
  どうせどうせ山谷のドヤずまい
  他にやる事 ありゃしない

(ガード下の安酒場で、浴びるように酒を飲む松子。)

  一人酒場で飲む酒は 帰らぬ昔が懐かしい
  泣いて泣いてみたって何になる
  今じゃ山谷がふるさとよ

(昔の恋人との思い出のフラッシュバック。暗い山谷の映像が原色の色がついていき、花が散る風景に変わっていく)

  人は山谷を悪く言う だけど俺達いなくなりゃ
  ビルもビルも道路も出来ぁしない
  誰も分かっちゃくれねぇか

(労組を組織して「山谷ユニオン」を結成する松子)

  だけど俺達ちゃ泣かないぜ 働く俺達の世の中が
  きっときっと来るさそのうちに
  その日にゃ泣こうぜうれし泣き

(団体交渉で勝利を勝ち取る松子)

いまや松子は山谷でも有名な労働組合の闘士になっていた。松子が委員長になったとき、書記長として実務面で彼女をサポートしたのは、松田(西島秀俊)というハンサムボーイだった。松田の白い歯が光り、松子はぼーとする。そこへ「世界に一つだけの花」(槙原敬之作詞作曲)の歌がかぶさっていく。

  花屋の店先に並んだ
  いろんな花を見ていた
  ひとそれぞれ好みはあるけど
  どれもみんなきれいだね
  この中で誰が一番だなんて
  争うこともしないで
  バケツの中誇らしげに
  しゃんと胸を張っている

(花屋で松田と寄り添う松子。花屋の花は少女マンガのような処理で見せる。)

  それなのに僕ら人間は
  どうしてこうも比べたがる?
  一人一人違うのにその中で
  一番になりたがる?

(松子に小泉政権が進める格差社会の害悪について熱く語る松田。うっとりとして聞く松子。)

  そうさ 僕らは
  世界に一つだけの花
  一人一人違う種を持つ
  その花を咲かせることだけに
  一生懸命になればいい

(松子と松田は同時に歌う。松田は同志的連帯で肩を組むが、松子は恋する瞳で松田に寄り添う。周りはピンクの色一色。)

  名前も知らなかったけれど
  あの日僕に笑顔をくれた
  誰も気づかないような場所で
  咲いてた花のように

(花屋の場面の隅の女性A(大後寿々花)に気がつく松田。女性Aの笑顔を見つめる松田。そこだけ「青春の色」になるが、松子の周りはまだピンクのまま。)

  そうさ 僕らも
  世界に一つだけの花
  一人一人違う種を持つ
  その花を咲かせることだけに
  一生懸命になればいい

(松田と女性Aは一緒に歌う。二人はお互い恋している。初めてそれに気がつく松子。)

  小さい花や大きな花
  一つとして同じものはないから
  NO.1にならなくてもいい
  もともと特別なOnly one

(松田と女性Aの新婚生活。貧しいながらも幸せな家庭の状況をリアリズム的手法で描かれる。)

歌が終わったとたんに、シーン転回。汚いボロアパートに失恋に打ちひしがれてポテトチップスの食べすぎでぶくぶくに太った松子の姿。(この後に続くのは既に映画本編で描かれているので省略)

勘違いする方がおられると困るので一言。幻の脚本があったというのは真っ赤なうそです
……どうでしょうか、ももたろうサブライ様。「10万ヒット達成記念プレゼント 」で100003番目をゲットしたあなた様に捧げる一編でございます。提案された「お題」が単語ではなくて、歌の題名であったのにははっきり言ってビビリました。おかげで、世の「山谷ブルース」「世界に一つだけの花」「嫌われ松子の一生」のファンからは石を投げられる身になりそうですが(^^;)とりあえず約束は果たしましたからね。というわけで私的には満足しておりますです。ハイ。








最終更新日  2006年06月27日 23時36分35秒
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